カテゴリー別アーカイブ: 占い(仕事・金運)

<無料占い> 新しい職場について。 このみさんより。

 
 
 今回は、このみさん(女性・20代)からの、「来月から新しい職場に行くことになりました。人間関係と、仕事についていけるかが心配です。どうでしょうか?」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「升(地風升)」です。最上図をご参照ください。
 
 
 「升」は「のぼる」と訓読みします。運気上昇の気配です。
 
 地面の下から木(巽は風だけでなく木も象徴します)が生えてくる、のぼってくる、そういうかたちです。
 
占いの言葉は、
 
大いに伸び栄える。
優れたリーダーにしたがってゆけ。
案ずることはない。喜びが訪れるだろう。
南に行くと、吉。
 
というものです。
 
  易では、運気上昇に関する卦は三つあります。「晋」・「漸」・「升」です。
 「晋」は、一気に上昇するけれど、そのぶん安定感に欠けます。
 「漸」は、着実に上昇しますが、勢いが強いわけではありません。
 「升」は、その中間、一番バランスよく運気が上昇する卦です。
 
 この卦は、他者の支え、引き上げがあって運気が上昇する、という運勢です。しかしその前提として、自らの内側に強い意志を持っている必要があります。植物で言えば、地面から芽を出そうとしなければ、世話をする人も水のあげようがないわけです。
 全体的には、最初はやや苦労が多い・進展が見えにくいけれども、ある段階から着実に運気が伸びる、そういう運気です。
 仕事運について言えば、「地面から植物が芽を出す、埋もれていたものが明るいところへ出てくる」というイメージから、新しい計画に着手するには吉と見ます。あるいは、いま現在そのような計画をしているところだ、という状態にあることが多いとされます。
 恋愛・結婚運については、大吉と言われています。女性について占った場合、昔であれば、「玉の輿」と言われるような運気です。ただ、現在の、恋愛結婚中心の結婚観では、そこはやや割り引いて考える必要があると思います。
 何か迷うようなことがある、という局面では、上記の、「南に行くと、吉。」(原文では、「南征吉」)という言葉が重要になってきます。南の方へ行くこと、火や暖かいものに関連すること、明るくて華やかなこと、そういう方向で選択するのが良いと思われます。
 
 
 
 以上のような「升」の卦を踏まえて、このみさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 心配は不要かと感じられました。
 「一生懸命にやれば、自然とうまく回るであろう」という運勢です。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「升」です。
 「升」は、勢いが強すぎもせず弱すぎもせず、バランスよく上昇してゆくという運勢を象徴しています。最高に良い運気の一つと言えます。
 また、「升」は上が「地」で下が「木」(「風」は、「木」も象徴します)というかたちをしています。植物が土の中にあって、やがて芽を出し成長してゆくイメージです。「ひとの助けが得られる」という運気ですが、その助けを得るためには、まずきっかけとして、植物自身が芽を出していかなければなりません。最初は自分の側から努力をしなければならない、ということです。
 
 
 易を代表する盛運のひとつです。
 心配はご無用かと感じられました。
 
 最初のうちは、慣れないことがあったり、いろいろと過敏になってしまったりするかもしれません。
 それでも、そこで「頑張る」こと、また「頑張る姿を見せる」こと。このふたつをこころがけることで、人間関係・仕事運ともに、自然と上昇機運に乗っていくのではないかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 転職活動について鑑定お願いします。 くみさんより。

 
 
 今回は、くみさん(女性・30代)からのご相談です。「最近、転職を決意しました。いままで派遣や契約社員で、独身です。これからもずっと独身かもしれないし、今後のことを考えた結果です。事務を主にやってきましたが、自分が何の仕事をしたいかはっきりと答えがでないままの決断でした。次は今までよりも収入増加、安定への道を探したいです。これだ!と思える仕事に出会えれば良いのですが。どのような行動をすれば早く転職先が見つかるでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「鼎(火風鼎)」です。「てい」と読みます。最上図をご参照ください。
 
 
 「鼎(火風鼎)」は、「かなえ」です。三本脚の器(食器・調理器具)です。
 三本の脚で器を支えるようにみんなの協力を得てことを行えば、大成功するという、よい運勢を示しています。
 
 「鼎(火風鼎)」は、木(風は木も象徴します)の上に火があるかたちです。鼎をつかって調理を行うかたちです。「秩序を整える」という言葉が示されています。
 
 「鼎」の占いの言葉は、
 
 この卦は鼎をかたどっている。大いに伸び栄える。
 木を火にくべて調理を行い、お供えにしたり、みんなをもてなす。
 謙虚(風)で聡明(火)、穏やかなリーダーにまっすぐな部下。
 だからこそ、伸び栄えるのだ。
 
 というものです。
 
 鼎は三本脚の器です。三本の支えがあればどっしりと安定するように、みんなで協力し合えばよい結果が出るということを示しています。
 また、「鼎」は、新しいことをするのには吉、とされています。「鼎」の前に置かれている卦は「革」(革命)であり、その結果を引き継ぐ運気であると考えられています。
 もっとも、ここでいう新しいとは、完全リニューアルではなく、味付けがうまくいかなかった料理について、食器の中にある食材にもう一度火を加え、料理し直すようなイメージです。うまくいかなかったならば、今までの延長の中でマイナーチェンジを加えてみては、という運気です。
 料理のように、人を喜ばせることで自分も喜ぶという運気でもあります。独善はよくありません。ひとのことを考えると良いでしょう。
 恋愛・結婚運は、協力を意味することから、悪くないと考えていきます。しかし、三本脚の器だけに、三角関係のおそれもあります。
 
 
 
 以上のような「鼎」の卦を踏まえて、くみさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 「これまでに基礎を置きつつ、マイナーチェンジ」という方向性はいかがかと提案いたします。
 意味合いとしては、2つ。
 経験がある職務内容、経験のある業種から探していく。
 あるいは、これまで仕事をしてきた感覚から、「この業種(会社)は、うまく回っている」と感じられたところを軸に探していく。
 いずれかに可能性があるのではないかと感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「鼎」です。
 「鼎」は、「かなえ」です。「三本脚の、調理器具 兼 食器」を意味します。
 三本脚ですので、非常に安定しています。また、「支え合う」というイメージですので、周囲の人とは協力しあってうまくやっていけるという運勢を示唆します。だいたいのことについてうまく行きやすいと言うことができます。
 また、「調理」ですので、「ちょっとした味付け・アレンジメント」というイメージを持ちます(「革命」を意味する「革」の卦ほどではありません)。「マイナーチェンジ(小さな改良)をする」「気の持ちようを少しだけ変える」ことに向いている運勢です。
 
 全体としては、「安定」というイメージです。
 「まずまず、うまく行きやすい」。「十分な結果が望めそうだ」と感じられます。
 
 方向性としては、「マイナーチェンジ」がお勧めとされます。
 「テーブルをひっくり返して一から始める」よりは、「今あるものをいったん見詰めて、そこに変化のヒントを探る」という方向性はいかがかと提案いたします。
 
 上で申し上げたように、意味合いは2つありそうだと感じられました。
 「まるっきり新しいところ」を意識していくよりは、「これまでのご自身の中にヒントがありそうだ。そこから探すとうまく行くのでは?」と、そのように見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 仕事について。 わいさんより。

 
 
 今回は、わいさん(女性・20代)からのご相談です。「4月から新しい職場に勤め始めましたが、勤務内容や給料、職場の雰囲気などに戸惑いを感じています。自分で選んだことですが、後悔しかありません。まだ勤め始めて日も浅く、慣れていないからですけれど、辞めたいと思ってしまっています。仕事の内容から、年度途中にはやめにくいのですが、どうすれば良いでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「随(沢雷随)」です。最上図をご参照ください。
 
 「随」は、「したがう」という意味です。何かに従ってゆくと良いことが多いという運勢です。しかし、運勢は自分で切り開くもの。何に従うべきかは、自分で主体的に判断しなければなりません。
 
 「随(沢雷随)」は、雷が沼沢の内側に入り込む、動的なエネルギー(雷)が衰えていく時期を示すかたちです。季節で言うならば秋。「時勢に従って休息すべき」という言葉が示されています。
 
 「随」の占いの言葉は、
 
 剛(雷)が柔(沢)にしたがっている形である。
 剛が動き、柔がそれを喜んで受け入れるのだ。
 このような道に従うならば、逆に人々も喜んで従ってくれるだろう。
 
 というものです。
 
 この卦は、時勢に従い、あるいは人に従うとよいことがある、という運気です。また、変化の時期を象徴し、その変化には積極的に従う(変革の動きに乗る)と良い、という運気です。
 ですから、転職や引っ越しにはよい運勢です。
 季節のイメージは秋と申し上げましたが、時勢に従って、無理をしないほうが良いという意味です。
 もっとも、雷は動的なエネルギーを象徴する卦でもありますので、完全に静養しおとなしくしているというよりは、力をためる充電期間、クマが冬ごもり前に活発に動き回るようなイメージです。
 また、「従う」のが良いのですから、たとえば無能な上司であっても、その指示等には逆らわない方が良いという時期です。自分が雷(動)であり、また能力があることを示唆する運気ですが、それでもあえて穏当に上司に従うことで、自分を含めた運気が開ける、そのような時期です。
 恋愛運について言えば悪くはないのですが、結婚運となると、やや安定していないきらいがあるため、あまり良いとは言えません。また、三角関係や、ストーカー問題などのおそれも考慮すべき運勢と考えられています。
 
 
 
 以上のような「随」の卦を踏まえて、わいさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 「現状維持」を意識されるのが良いかと感じられました。
 やはり、「見極めは、職場に慣れたその後で」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「随」です。
 「随」は、少し元気がないような時期。
 何か「流れ」のようなものがある場合には、無理に逆らってしまうと、ますます元気を消耗してしまうようなところがあります。
 「流れがあるならば、乗って良し」という時期です。
 
 「付随」という言葉がありますように、「メインに対するサブ」の意味合いもあります。
 主たる問題を片付ける……あるいは落ち着かせる、力を入れて進展させる。
 お仕事も大切ではありますけれど、現状はもうひとつ大切な問題を抱えていらっしゃるかと伺っております。
 そちらを進展させるためにも、お仕事の方は「流れに逆らわない」、「追『随』する」ような動き方が、いまはお勧めになるかもしれません。
 お仕事を続けるか辞めるか、「その見極めは、職場に慣れたその後で」かと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 今後の人生について。 プリンさんより。

 
 
 今回は、プリンさん(女性・30代)からのご相談です。「今後の人生について占って欲しいです。いい人とめぐり合って、結婚できるのか。仕事も今の職場で良いのか、等です。自分の人生これでいいのかと思い始めました。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「旅之漸」(旅、漸へゆく)です。
 
 「旅」は「たび」です。これは、現在のような楽しい旅行ではなく、古代の「たび」ですから、むしろ放浪・流浪といった厳しい状態のイメージです。
 
 「旅(火山旅)」は、山の上に火が出ているかたちです。困難を示しています。自戒を心がけ、刑事事件はすばやく解決すべき、という言葉があります。
     
 また、「山」は「門」をも意味します。松明(火)を持って、門から出て行く。そのため、「旅」のイメージとなります。
 
「旅」の占いの言葉は、
沈着(山)にふるまって、知性(火)を失わない、そのため、やや運勢が開ける。  
この態度を固く維持していこう。
といったものです。
 
 「旅」の卦は、困難な運勢を示します。物の乏しいこと、安定を得難いことを象徴する運気です。
 「豊」(豊かかな実りという一番いい時期)を過ぎて、困難な局面にさしかかったという運気の流れです。  
 しかし、「旅」の卦は、そのような困難を克服するために、旅に出るような運勢でもあります。つらい上に先が見えにくいのですが、それでも希望を持って前へ進み出した、そのような運気であるわけです。
 
 この卦が出た時は、黙々と歩く旅人のように、地味に努力を重ねる、物事を淡々と処理することが重要です。また、事故や山賊に注意しなければならない危険な旅路を行くように、用心すること・慢心しないこと、等の心構えが必要です。    
 宗教や学問といった、精神的に孤独な作業については吉とされますが、願い事はかなえるのが難しいと言われています。    
 仕事運については、新規事業にはあまり向きません。従来の仕事を淡々とこなす方が良さそうです。  
 恋愛運は、特に女性の場合、さびしげに見られてあまり良くないと捉えます。また、「旅」だけに、いわゆる行きずりの関係が生じやすく、それが良い方向にはつながらない、という運気です。
  
 
 
 次に、「漸(風山漸)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「漸(風山漸)」は、山の上に木があるかたちを示しています。
 山の頂上に生えている木は、地上から見ていると気づけないのですが、実は陽の光を浴びて着実に成長しているものです。「自分の徳を固く守り、周りにもだんだんと好影響を与えよう」という言葉が示されています。
 
 「漸」の占いの言葉は、
 
 女子の婚姻に吉。
 順序正しく、正道を進めば、国家全体を正しくすることさえ可能なのだ。
 とどまるべき時にとどまり(山)、時勢に従う(風)。それゆえ行き詰まることはない。
 
 というものです。
 
 「漸」は、全体として、急激な成長は望めないが、着実な進歩は期待できる、という運勢を示しています。
 これまでは行き詰まっていた、あるいは行き詰まっているかのように進展が見えなかった事業・苦労がだんだんに実を結ぶという結果になることが予想されます。
 何事につけ、手順を踏むのが良いとされる運気です。
 金運・仕事運も同様です。だんだんに良くなってくるという運気です。
 また、「女子の婚姻に吉」という占いの言葉通り、特に女性側から見た場合の結婚運としては、良い運気であるということができます。
 
 
 
 以上のような「旅」「漸」の卦を踏まえて、プリンさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、変化の関係と解釈されました。
 
 
 
 結論です。
 
 「しばらくは、しんどいかもしれない」というイメージです。
 「良いと思うほうへ、一歩を踏み出す」ことがひとつの方向性としてお勧めになるかと見立てます。
 「少しずつ、弱含みでの進展」というところがあるかと思われますので、恐らく、特に仕事方面については慎重に考えていくのが良いかと感じられます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「旅、漸へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「旅」の卦は、「孤独な旅路」を象徴します。基本的には厳しい運気と言えます。
 しかし、「閉塞状況だからこそ、勇気をもって旅に出る」という意味合いを持ち、また、「一足歩けば、一歩分は前に進む」という意味合いをも持ちます。
 
 したがいまして、現状から少し先までは、「孤独」「不安」といった感覚に襲われることが多いかもしれない、というイメージです。
 打開のためには、「勇気を奮って、良いと思うほうへ、一歩を踏み出す」ことがひとつの方向性としてお勧めになるかと見立てます。
 
 
 このような「旅」が、やがて「漸」へと変化していくと解釈されます。
 「漸」は、「山の頂上に生えている木」です。山の頂上に生えている木は、地上から見上げていると、高いのだか低いのだか、伸びているのだかいないのだか、よくわからないところがあります。しかし、実際にはさんさんと日を浴びて、すくすくと育っているものです。
 これと同様に、「どうも実感としては良く分からないながらも、現実には着実に運気が上昇している」。それが、「漸」です。上昇のペースは非常にゆっくりしていますが、ゆっくりである分だけ堅実で、転んでしまうようなことはありません。気づきにくいのですが、これはなかなか得られない貴重なものです。無理をして今の状態を壊してしまうことだけは避けなければいけません。階段を一歩一歩登っていくように、「物事を段階的に・順々に・一つずつ、片づけていくと良い」という運勢です。
 
 かなり良い運勢です。
 ことに恋愛・結婚運については最高の運勢とひとつとされます。
 ただ、「少しずつしか進展しない」という性質もあります。
 「安定重視、安全確実に一歩一歩」がお勧めとされる運勢です。
 
 したがいまして、「恋愛・結婚方面」と「仕事方面」と、「双方について」大きな進展を望むのは、少々難しいかもしれません。
 特に「安定」が大切となりますので、「転職は慎重に」かと(「絶対に辞めるべきではない」という意味ではないのですけれど)。
 「旅」と「漸」の関係からすると、「一歩を踏み出す」のであれば、まずは「恋愛方面から」ではないかと。
 「踏み込み過ぎ」、「差し出口」に類するかとも思われますけれど。そのように、見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 再就職。 きよさんより。

 
 
 今回は、きよさん(40代・女性)からのご相談です。「若い頃から転職が多かったのですが、ここ最近までは長く勤めることができました。しかしその事務職のパートを、体調の都合で辞めました。何度も慰留されていました。辞めてみると、後悔の念が強く、頑張れたのではないかと思うようになってしまい。再就職の面接にも受かったのですが、主人の助言に翻弄され、断りました。主人に言わせると、『いまは仕事より、体調回復が優先だ』ということなのです。今は治療に専念しますが、良くなりましたら再就職できるのでしょうか?不安でたまりません。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「観之晋」(観、晋へゆく)です。
 
 
 まずは「観(風地観)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「観」は、字の通り、「観察する」ことを意味します。
 
 「臨」のように、上からリーダーシップをとって、ある意味にらみを利かせる、そういうものとは異なり、「一歩引いて、主導権を相手に渡して、静かに観察する」のがよい、とされる卦です。
 
 「観」は、上が風・下が地をあらわします。そのため、地上から吹きわたる風を見るように、あるいは、風が地面のほこりを吹き払った後のように、物事をよく見るのがよい、というかたちを示しています。
 
 「観」の占いの言葉は、
 「観」とは、見ることである。
 柔和(地)にして謙虚(風)な心によってすべてを見るのだ。
 よく見ることによってのっとるべき法則を見出し、それに従って行動するとよい。
というものです。
 
 「観」の卦は、専門的になりますが、「中正」という状態が二つあるので、おおまかに言えば悪くない運勢です。
 また、観察する、静かに様子見をするのがよい、という運勢ですので、一般に、ものごとの精神的な側面については吉とされます。ですから、教育や研究、文筆活動には良い運勢と言えます。一方、物質的な側面、利益を上げようとか、販路を拡大しようという面については凶と見ます。ここでとどまっておかないと、「剥」(ひきずりおろされる)に運気が変化しかねないからです。
 
 
 次に、「晋(火地晋)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「晋」は、「すすむ」という意味です。運気上昇、自信を持ってマイペースで(オーバーペースにならないように)進むべき運気を象徴しています。
 
 「晋」は、地面の上に陽が出ているかたち、まさに日の出です。
 自分の良いところを発揮すべき時、という言葉が示されています。
 
占いの言葉は、
 
 「晋」は、「すすむ」という意味である。
 何事も順調。上下が信用しあっているのだ。
 
というものです。
 
 「晋」の卦は、「旭日昇天」。まさに日の出であり、急激な運気上昇を示しています。苦しかった時期を抜け出す運気です。(そのため、之卦として、つまり、「A之B」のBにあたる卦として「晋」が出た時は、特に運気の上昇を期待できると言えます。)
 しかし、「地」の上に「火(日)」というかたちは、まだ日が出たところでもあります。日の出前後が一番寒いように、いきなりフルスロットルで走りだすのはお勧めできない場合もあります。
 その理由ですが、やや専門的な話として、「晋」の卦には「坎」(苦難)や、「蹇」(足をひきずる)といった卦の要素が含まれているからです。
 運気が上昇して、一気に走りだしたいところだけれど、内にそれを引きとめるもの(例えば家族の体調や、なんらかの心のしこりなど)があって、どうも進みかねるような心痛がある、そういう状況でもあるわけです。
 それでも前に進むべき、それが「晋」の卦が示す基本的な運勢と言えます。
 
 
 
 以上のような「観」「晋」の卦を踏まえて、きよさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、変化の関係として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「方向性としては、間違っていないのでは?」と見立てます。
 いまは静養の時、やがて自然とエンジンがかかってくる……そのようなイメージです。
 再就職の可能性も、十分にあるかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「観、晋へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「観」の卦は、まさに「観察」です。一歩引いて、物事を冷静に判断するのに向いています。
 一歩引いて、少し周りを眺めてみる。自分を振り返ってみる。その方が結果につながりやすい、「急がば回れ」的なところがあります。
 
 「物静かな運勢」です。
 静養には最適で、「ゆっくりと自分を振り返ってみる」のに良いとも言われます。
 治療に専念することができる環境におありならば、まずは体調を戻すことがお勧めになりそうです。
 
 このような「観」がやがて「晋」へと変化していくと解釈されます。
 「晋」」の卦は、「旭日昇天」。まさに日の出であり、急激な運気上昇を示しています。苦しかった時期を抜け出す運気です。(そのため、之卦として、つまり、「A之B」のBにあたる卦として「晋」が出た時は、特に運気の上昇を期待できると言えます。)
 しかし、「地」の上に「火(日)」というかたちは、まだ日が出たところでもあります。日の出前後が一番寒いように、いきなりフルスロットルで走りだすのはお勧めできない場合もあります。
 その理由ですが、やや専門的な話として、「晋」の卦には「坎」(苦難)や、「蹇」(足をひきずる)といった卦の要素が含まれているからです。
 運気が上昇して、一気に走りだしたいところだけれど、内にそれを引きとめるもの(例えば家族の体調や、なんらかの心のしこりなど)があって、どうも進みかねるような心痛がある、そういう状況でもあるわけです。
 それでも前に進むべき、それが「晋」の卦が示す基本的な運勢と言えます。 
 
 
 勢いが一気に加速する、エンジンがかかってくる。
 そのような運勢です。
 お仕事が見つかる可能性、十分にあるかと感じられました。
 
 職歴が長くないことがお悩みだと伺いました。
 しかしそのことは、「これまで何度も就職できた」という意味でもあると思うのです。
 ことに今後は人手不足といわれています。就職口は、基本的には広くなってゆくかと。
 
 今の方針、間違っていないかと感じられました。
 再就職の可能性、あるかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 無料占いお願いします。 さきさんより。

 
 
 今回は、さきさん(女性・20代)からのご相談です。「最近、あるバイトを短期間で辞めました。家族に反対されたのと、自分に向いてないように思えたのが理由です。しかしその後家族には許してもらえましたし、バイト先の人とも少し仲良くなれたので、やっぱり続けたいという気持ちになりました。しかし、迷っている間に辞めるといってしまい、いまさらやるとは言いづらい状況です。また自分は短時間しか働けないので、シフト調整で負担をかけるのではないかという懸念もあります。このような状況で、また働きたいという意思を伝えて良いものでしょうか。うまくいくでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「臨(地沢臨)」です。最上図をご参照ください。
 
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 以上のような「臨」の卦を踏まえて、さきさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 もう一度勤められるよう、申し出るのが良いかと見立てます。
 うまく行きそうですし、かりにうまく行かなかったとしても。
 アクションを起こすことで、後の自信にもつながるかと感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「臨」です。
 「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「臨」の卦については、芝居がかっている上に青臭いですけれど、「人生という舞台の主役は、自分自身なのだ」という言葉がピッタリ当てはまります。
 
 「思ったように動いて良いんだよ」、「思ったように動くのが大切なんだよ」というイメージを持つ運勢です。
 そうすることで、結果としてうまく回ることが多いのが「臨」です。
 
 またかりに、うまく行かなかったとして。
 失敗してしまった原因は、見えていますよね。次にチャレンジするときには状況を整理して、うまく臨むことができる。
 アクションを起こすことで、後の自信にもつながるかと感じられました。
 「臨」は、行動によって運勢を切り開く卦ですので。
 
 もう一度勤められるよう、申し出るのが良いかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 新しい職場。 ライスさんより。

 
 
 今回は、ライスさんからのご相談です。「4月から、今の職場に就職しました。まだ間もないのに音を上げてます。とにかく初めての仕事で、とまどってばかり。早めに新しい職場を探したほうが良いのか悩んでいます。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「坤(坤為地)」です。「こん」と読みます。最上図をご参照ください。
 
 「坤」は、柔軟さ・女性性・消極性を象徴します。この卦は、六本すべてが「陰・柔」となっていますから、純粋な「陰・柔」という状態です。静止しながら豊かな力を蓄えている様子です。
 
 「坤(坤為地)」は、上下とも「地」というかたちです。万物を生み育てる豊かさを象徴しています。「乾」とは逆に、静止している様子でもあります。
 このような「坤」のかたちについて、「大地の働き、それが坤である。立派な人間は徳性を厚くし、人々を包容していく」という言葉が示されています。
 
 「坤」の占いの言葉は、
 
 「坤」の生成力は偉大である。その力を受けて万物は生まれるのだ。
 「坤」は大地の象徴である。大地は厚く万物を乗せる。その徳は天の広大さと等しい。
 「坤」の限りない包容力によって万物すべてが伸び栄える。
 「坤」の道は、従順に、堅くわが道を守ること。人に従って目的に達するのだ。
 良い友人に恵まれる。同類に背を向ける時は、友を失うも、よりどころが得られる。
 
 というものです。
 
 「坤」の卦が出た時は、一般的には隠忍自重が良い結果をもたらします。また、先生について勉強をするとか、上司の指示に従って働くということについては、良い運勢です。決断をするようなことには向いていません。「柔」ですから、「優柔不断」で決められないと見るのです。
 仕事運等について言えば、リーダーシップをとるよりは、リーダーを支えて裏方に回る方が良い。
 また、この卦には「西南に朋を得るに利あり……」という占いの言葉があります。これには、「友人と仲良くするのが良い。一方、友人に背を向ければ、配偶者に出会える」であるとか、「簡単なほうを選ぶのも良い。難しい方を選ぶと、孤独になるが結果は出る。これも良い。」とか、「西南方向に移動するなら、大勢で行く方がいいが、東北方向へ行くならば、一人がいい」などのいろいろな意味があり、何か思い当たるところがある場合には参考にできると考えられます。
 恋愛・結婚運で言えば、まとまりにくいとされます。良縁の場合は孤独で困難なものになると考えられています。また、注意すべきこととして、「坤」の場合は、人にだまされるおそれ、という問題があります。
 
 
 
 以上のような「坤」の卦を踏まえて、ライスさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 
 
 以上のような「坤」の卦を踏まえて、ライスさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 今しばらく、続けてみるのが良いかと見立てます。
 どう言いますか、「慣れる」「気にならなくなる」のではないかと。
 その結果、なお納得が行かない場合に、転職を考えても遅くは無さそうです。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「坤」です。
 「坤」は、「母なる大地」を象徴します。どこまでも広く平らにつづく大地です。そうしたイメージから、「受容性、柔軟さ、分厚く鈍重、動きが少ない…」といった性質がイメージされる運気です。
 
 「素早く動く」にはあまり向かない運勢とされます。
 たとえば危険が迫った時に、「逃げたほうが良いのか、留まったほうが良いのか」で言うと「留まるほうが良い」ようなイメージ。
 じっとしていると、「思ったよりは大事では無かった」ような結果になることが多い、そのようなイメージの運勢です。
 
 どう言いますか、「慣れてくる」「受け容れることができる」ようになってくるのではないかと感じられました。
 「坤」の卦からすると、「過敏に反応して、一気に動く」のはあまり良くないことが多いのです。
 「すぐに辞め、転職したけれど、やっぱり不満がある」ようなことになった場合に、「前の職場のほうが良かったんじゃないか……」と考えなくてすむようにするためにも。
 「今の職場、これもう絶対駄目だわ」と、自分の中で納得できるまでは、つきあってみる……そのような動き方のほうがお勧めになること、多いように見立てます。
 
 
 したがいまして、「今しばらくは、続けてみる」のが良いのでは無いかと見立てます。
 しばらく続けてみて、なお納得が行かない場合に、転職を考えても遅くは無さそうです。
 
 
 

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<無料占い> 友人の不正。 あかねさんより。

 
 
 今回は、あかねさんからのご相談です。「仲良くしている会社の同期が、少額ですが不正を働いています。打ち明けられただけに、苦しくなっています。もし会社に言いつけたら文書懲戒になるぐらいの不正です。彼女は頭が良く、善悪の判断もできるのですが、ケチからくる、『ちょっとくらいいいじゃん』という気持ちからやってしまったようです。ただ唖然とし、注意どころか反応もできませんでした。彼女はばれずに会社生活をうまくやっていけるでしょうか。ばれてはほしくないけれど、注意はしたいです。恥ずかしいことだとわかってもらえるでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「節(水沢節)」です。最上図をご参照ください。
 
 
 「節」は、もとの意味は「竹のフシ」です。区切りをつけてしめくくる、ということです。
 そこから、「節約する」という意味と、「節度を守る」という意味が生じました。欲を抑えて、苦しみを受け入れるべき、という運気です。
 
 「節(水沢節)」は、上が水、下が沢というかたちです。沼(沢)が水をたたえ、枯渇もせず氾濫もせず、ちょうど良い状態を保っているかたちを示しています。
 このかたちについて、「生活に規律を保つべきだ」という言葉が書かれています。
 
「節」のうらないの言葉は、
「節」は伸び栄える。
平衡感覚を保って、苦しみに耐えるべきだ。
「節」は苦難を喜んで引き受け、自らの節度を保つべきことを示している。
 
というものです。
 
 「節」の卦は、上が水、下が沢ですが、水には「苦難」の意味があり、沢には「喜び」の意味があります。そのため、苦しみを受け入れるべきだ、という意味になります。
 ほどよい所にとどまって、手に入らないものには欲を抱かず、固執しない。情に流されすぎない。そうあるべきだ、という運気です。
 この卦については、分析の視点が二つあります。一つは、最高の運気である「泰」が傾こうとするのを、「節」によってとどめるべきという視点です。もう一つは、水が涸れるような最悪の運気である「困」が変化したものが「節」であり、漏れ出る水を下で支えている、という視点です。
 好調な運気とまでは言えないが、節度を守り、日々を平穏に控えめに過ごせば、だんだんと開けてくる運勢であるといえます。大きな事業には向きませんが、日常的なことをやっていくには良い運気です。
 
 
 
 以上のような「節」の卦を踏まえて、あかねさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 1 基本的には、忘れる。
 2 もし何かの折に、もう一度その話題になった時には、「ばれたら割りに合わないから」やめなよと、軽く説得する。
 3 お友達が改めないようであれば、もう気に病むことをやめる。
 という、三段構えはいかがかと申し上げます。全体として、「あかねさんが気に病むことはない」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「節」です。
 「節」の卦は、もともとは竹の「ふし」という意味です。竹は、伸びる時はスイスイと伸びますが、「ふし」で一旦成長を引き締めますよね。そしてまた伸びていく。伸び伸びする時と、引き締める時とを交互に使い分けて、高く伸びることができるわけです。
 したがって、この卦が得られた時の心構えは、「節度」すなわち「メリハリ」です。
 しかし、その意味については、気をつけていただきたいことがあります。
 「節度がない」というと、「お酒の飲み過ぎ」とか、「ギャンブルのやりすぎ」とか、だらしない方面ばかりが想像されますが、それだけではありません。
 逆の状態、「気の遣いすぎ」「働き過ぎ」「頑張り過ぎ」も、メリハリを失っている状態ですので、「節度がない」とされるのです。緩める時は緩めなければならないのです。
 (たとえば、「苦節」という言葉があります。「苦節~年」と言うと、通常は「よく頑張った、えらい」というイメージで捉えられますが、易の用語としては、「そんなに苦しむほど頑張らなくても……」というイメージの言葉とされています。)
 
 
 「何ごとも、ほどほどに」であるとか、「バランスの良い立ち位置というものを意識すべきだ」であるとか。
 そのようなイメージを持つ卦です。
 
 仲の良いお友達のこと、心配かとは存じますけれど。
 おとなどうしの友人関係でもあります。
 「そこは、自分で気づくべきところでしょ」というスタンスが、「バランスの良い立ち位置」ではないでしょうか。
 
 友達がいがない、と思われるのであれば。
 一度は、説得してみることかと。
 それでも、「道徳論をふりかざす」のでは、お互いにやりきれない思いをするかと感じられますので。「相手の土俵に乗った説得」をされてみてはいかがかと。
 お友達は、「ケチ」……つまり、「損得勘定」からそのような行いをされているのですから、同じ「損得勘定」の立場からひと言申し上げるべきかと。
 「ばれたら割に合わないよ、小さな得をしたつもりが、大損になっちゃう」と言ってあげれば良いのではないでしょうか。
 
 「あまり熱心に説得する」ようなこと、また、「あえてこちらから説得する」ようなことは、控えるべきかと感じられました。
 ばれた時に密告を疑われるようなことになったら、これまたやりきれません。
 「節」は、「良いことをする場合であっても、やり過ぎは良くない。ほどほどが一番」というイメージを持つ卦ですので。
 
 
 また、「節」が得られた今回の件については、お友達は「水」であかねさんが「沢」という関係にあると解釈されます。
 「水」は、「思慮深さ」を意味しますが、「悪知恵」でもあります。「沢」は、「軽薄」という悪さはありますが、「軽妙」という良さがあります。
 やはり、あまり深刻になるべきではないように感じられました。
 さらりととらえる、深く関わるべきではない……ように思われます。
 
 
 基本的には、聞かなかったつもりで、忘れるべきではないでしょうか。
 おとなの行動です。自分で改めてくれることを期待されてはいかがでしょう。
 注意をするとしても、一度だけ。それで改めないようであれば、後はいわゆる自己責任。
 ばれたとしても、変わらず友達でありつづければ良いのですし。
 
 友達のことを心配するにしても、「しすぎるのは、良くない」のが「節」の卦です。
 全体として、「あかねさんが気に病むことはない」、「気に病まないほうが良い」かと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 来月からの仕事運。 なあちゃんさんより。

 
 
 今回は、なあちゃんさんからのご相談です。「4月から仕事環境が変わります。より仕事しやすくなるとは思いますが、責任・プレッシャーも大きく、それがまた楽しみでもあります。成果報酬なので、頑張ってお給料を上げていきたいです。来月からの運勢をお願いします」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「巽(巽為風)」です。「そん」と読みます。最上図をご参照ください。
 
 この卦は、上下とも風を現し、まさに風を象徴します。
 また、「巽(そん)」は、「遜」に通じ、謙遜・譲ることを示します。
 
 風はものにぶつかれば方向を変え、どのような隙間にも入り込みます。
 そのぶん、何事にも適応でき、柔軟な人間関係を築けますが、優柔不断に陥る危険もあります。
 決断に迷う運気を示しています。すぐれた指導者にしたがうべき、とされてきた卦です。
 
 占いの言葉は、
 
 やや運が開ける。
 進んでことを行えば順調である。
 謙虚に、指導者にしたがうべきだ。
 
 というものです。
 
 この卦は、柔軟に、ことを進めればやや運が開ける運気であることを示しています。
 もっとも、内部に「大過」(不安定な運気)や「睽」(反発しあう運気)を含んでおり、また風に吹かれる卦でもあることから、不安定さ・動揺という運気をも示します。細かいことが気になり、やや神経質になってしまう、そういう運気です。
 新規の事業には良くない、今までの関係を重視すべき、と言われています。ただ、株や商売関係では、大きくはないが利益が出る、とされます。ただ、「風」ですから、動きやすい局面で、その点に関する注意が必要です。
 一般的に言って、「かたちのないもの」については良い運気です。ですから、精神的な活動には良く、また、サービス業等についても吉とみます。
 
 「風」ですから、おおまかにいって、動きが多く安定が難しい、という運気であることが多い卦です。
 そのため、身辺になんらかの異動・変化が起こる可能性があります。また、安定していないのですから、何事についても周囲に相談していくのが良いと言われる卦でもあります。
 婚姻は、「風のように動く」のでまとまりにくく、末を遂げない可能性もある、とされてきた運気です。
 
 
 
 以上のような「巽」の卦を踏まえて、なあちゃんさんからのご相談とあわせて、運勢を判断します。
 
 
 
 結論です。
 
 「まずまず」というイメージです。
 好不調の波が大きいものの、全体としては「まずまず、浮き上がっている」ようなイメージかと。
 それだけに、「不調の時に動揺しない」ことが大切になりそうです。また、「取り入る」ような動き方も、時としては必要になるかと見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「巽」です。
 「巽」は、上下とも「風」というかたちです。「風」は「動くもの」ですので、「巽」の卦は、良くも悪くも、「動き」「動揺」「不安定」というイメージを持ちます。
 また、「風」は「入り込むもの」というイメージを持ちます。「かたちがない」ので、どこにでも柔軟に入り込みます。それだけに、「だいたいのことはうまくいく」けれど、「やや八方美人的」ですし、自ら道を切り開いて大成功するというところまでは期待できない、というイメージです。(仕事面で、サラリーマンとして出世はできるが、一世一代の大仕事というまでの勢いはない、的なイメージです。)
 また、身辺に何らかの変化・異動が起こるというイメージを持ちます。
 
 
 全体としては、「まずまず、うまくいく」というイメージを持つ卦です。
 したがいまして、大きな心配は不要かと。「まずまず、順調」かと見立てます。
 
 ただ、「巽」は非常に「商売っ気」と関係性が強いところがあり、「好調・不調の波が大きい」というイメージがあります。
 「売れるときはドカンと行くけれど、売れないときにはどうにもならない」的なイメージです。
 「トータルで見ると、そこそこ好調」という結果になることが多いとされますので、「不調の時に動揺しない」ことが大切になりそうです。
 また、「巽」は「風」、「出入りするもの」という性質を持ちます。
 したがいまして、「うまくスキマに入り込む」、「相手に取り入る」ような動き方も、時としては必要になるかもしれません。心の片隅にとどめておく程度に、何かの参考にしていただければ幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 新しい案件がいいのかどうか。 かいさんより。

 
 
 今回は、かいさんからのご相談です。「仕事でお付き合いのある人からご紹介いただいた案件があります。とてもいい感じのものなのですが、ちょっと何か不安を感じます。やるべきかやらざるべきか、お願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「咸(沢山咸)」です。「かん」と読みます。最上図をご参照ください。
 
 
 「咸(沢山咸)」は、山の上に池があり、下に潤いが及んでいるかたちです。下にある山は上へ向かおうとするもの、上にある池は下に下ろうとするもの。お互いに近づこうとしています。「自らの我意を虚しくして、人の心を受け入れるのが良い」という言葉が示されています。
 
「咸」の占いの言葉は、
 
「咸」とは感ずること。
陰と陽の二つの気が、親しみ合い、助け合うのである。
陽・剛である男が下にあって変わらぬ愛(山)を誓い、
陰・柔である女がそれを受け入れる(沢)。
それゆえに伸び栄える。固い結びつきを続けるならば、吉。
 
というものです。
 
 「咸」の卦は、「感ずる」ということです。心のふれあい、「感応」の意味と、身体的・感覚的なふれあいと、両方を意味します。また、「咸」は、「みな」・「ことごとく」という訓読みもあります。まさに、全人的・全身体的な感覚によるふれあいを意味すると言えます。
 そして、「咸」は「感」であるわけですから、理屈ではうまく説明できないような、直感・感情といったものが大きな要素となってきます。感情的になってしまうが故の過ちもありうるし、また逆に、直感的な選択が正しい結果につながるということもありうるわけです。
 さらに、やや専門的な話になりますが、「咸」の卦の運気に関わる、運気の理想的な流れは、「(天地)否」→「(沢山)咸」→「(雷風)恒」→「地天(泰)」というものです。閉塞→動き出し→継続→安定、という流れです。
 この流れと、「柔が上にあって剛が下にある(その結果お互い求め合って動き出す)」という占いの言葉から、「咸」の卦は、「運気の動き出し」という性質を持つものと考えられます。そのため、遅疑逡巡(ためらってぐずぐずする)のは良くないとも言われています。
 恋愛・結婚運という点では、上記の説明の通り、非常に良い運勢と言えます。もっとも、感覚的なものに流されて間違いを起こしやすい、という運気でもあるので注意が必要と言われています。
 
 
 
 以上のような「咸」の卦を踏まえて、かいさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 「良いことの始まり」でありつつ、「直観が大切」という性質の卦です。
 そのため、判断が難しいのですけれども。
 軽いもの(沢)の下にどっしりしたもの(山)がある、という形から解釈すべきかと感じられました。
 軽快ではあるが、軽薄でもあるようなもの……それを、「受け止めきれるかどうか」で決すべきではないでしょうか。
 すなわち、「その案件が引き起こすリスク」から考えるべきかと存じます。
 例えば、その案件を引き受けるためには、多額の投資(借金)が必要になるということであれば、不安という直観に頼るべきかと。
 しかし、「話よりも実入りが少なそうだ」であるとか、その程度であるならば、受けてみても良いかと。
 「リスクを引き受けきれるかどうか」によって決するのはいかがかと、提案いたします。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「咸」です。
 「咸」は、「感」とほぼ同じ意味であり、「感覚」「感応」という意味を持ちます。「全人格的なふれあい」であり、「感覚」「直観」を重視すべき時期です。
 また、「きっかけ」「運勢の動き出し」という時期にあたることが多いとされます。
 
 「良い運勢への動き出し」ということからすると、「受けてよし」。
 「直観重視」からすると、「良さそうだ」が、「不安もある」……の、どちらに拠るべきか?ということになります。
 判断が難しいケースかと感じられました。
 
 解釈はいろいろあるのですけれども。
 今回は、「卦のかたち」がヒントになるのではないかと感じられました。
 後は、上の「結論です」で述べたところになるのですけれども。
 
 
 「漠然とした不安ではなく、具体的にどの程度のリスクがあるかを、まずは計算する・確定させる」のはいかがでしょう。
 その上で、「そのリスクを引き受けきれるかどうか」によって決するのはいかがかと提案いたします。
 
 
 例えば、保証人になるであるとか。多額の仕入れを先に負担せざるを得ないとか。投資話であるとか。
 そういうケースは、リスクが非常に大きく、引き受けきれるものではありませんよね。
 断るべきかと。
 
 逆に例えば、「うまいこと言っているけれど、そこまで大きな儲けにはならないんじゃない?」程度。
 リスクは、「仕事の骨折り」であって、それは「いつも通り」であるならば、引き受けきれるものであるかと。
 話を進めて良いかと見立てます。
 
 二つの例は、良いほうと悪いほう、その対極ですけれども。
 このような発想はいかがかと、提案いたします。
 
 
 

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