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<無料占い> 占いお願いします。 わくわくさんより。

     

 
 
 今回は、わくわくさん(女性)からのご相談です。「今月の中旬と下旬に、それぞれ違う内容のワークショップへ参加しようかと考えています。どちらも行きたいのですが、交通費がかなりかかるため、どうしようかと思っています。それぞれ、どんな効果となり、今後どのように役立つのかなど、占いをお願いします。」とのご相談内容です。
 
 
 中旬のワークショップについて。
 得られた卦は、「家人之明夷」(家人、明夷へゆく)です。
 
 
 まずは「家人(風火家人)」の卦を検討します。最上図、一番左側をご参照ください。
 
 「家人」は、文字通り家の人・家族という意味です。家庭・暖かい心使いを象徴します。
 
 「家人」の卦は、上は風、下は火というかたちです。
 火が燃えると風が起こる、火事にならないように小さな言動の間違いに注意しよう、という言葉があります。
 もっとも、上の三本の横線は、風だけではなく木をも象徴するものです。そのため、火に木を継ぎ足して、家庭内の暖炉やかまどの火を絶やさない、そのような配慮を意味するのだ、という解釈もあります。
 
占いの言葉には、以下のように書かれています。
3,000~2,000年前の文章だと言うことを念頭に置いていただきたく思います。
 
家庭で大事なのは、女性が正しくあることだ。
男性が外で働き、女性が家を守る。
男女がそれぞれ持ち場を守ることが大切だ。
それぞれふさわしい態度をとろう。
 
というものです。
 
 そして、「家人」の卦が出た場合の一般的な運勢は、以下のように言われています。
 私的な事情についてはおおむね吉。
 恋愛関係の過ちに注意。特に女性は熱くなりすぎないように。
 人間関係一般で言えば、なれなれしくしすぎないように注意しよう。
 です。
 
 「家人」の言葉は、現在でもそれがあてはまるケースも多いかと思われますが、現代の日本では必ずしも一般化できません。
 やはり重要なのは、火のもつ暖かさと、風があるから火事に注意すること、という、「家人」の本質に立ち返ることだと思われます。
 そうすると、大切なのは、暖かい気づかい、言動の過ちに注意すること、ふさわしい態度を取ること、(昔で言う)女性らしさ、あまり熱くなりすぎないこと、などであると考えられます。
 
 
 
 次に、「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、左から二番目をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 下旬のワークショップについて。
 得られた卦は、「渙(風水渙)」です。「かん」と読みます。最上図、一番右側をご参照ください。
 
 「渙」という字は、「散る」という意味です。川が支流に分かれていくようなイメージです。
   
 また、「渙」の卦は、帆を張って船が水上を行くかたちとされています。
 鬱屈したものが散ってゆく、外にエネルギーを発散させ、大事業に乗り出してゆく、そういう運気を示しています。
 
 「渙」の占いの言葉は、
 
 「渙」は、伸び栄える。
 各横線の働きにより、上下が心を一つにして離散を防いでいるのだ。
 この努力を続ければ、すばらしい結果が待っている。
 
 というものです。
 
 「渙」の卦は、「散る」という意味です。悩み事やストレスは発散されていく。一方、人の心が緊張を欠いて離散していく、などの運気を象徴しています。
 大きな動きが起こる可能性もあります。
 仕事運一般に関して言えば、苦しかった場合にはよい方向に向かうけれども、順調だった場合は緊張感の欠如に注意、と言われています。新規事業には悪くありません。
 人間関係や恋愛・結婚運も同様です。これまで苦しかった場合にはその苦しみが発散していく。逆に、良好である場合には、人間関係やご縁が散って行かないように要注意、と見ていくこととなります。
 
 
 
 以上のような「家人」「明夷」「渙」の卦を踏まえて、わくわくさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせて、内包関係であろうと判断しました。
 
 
 
 結論です。
 
 中旬のワークショップは、「作業のようなものにじっと集中することで、穏やかな気分になれる」ような効果があるのではないかと見立てました。今後については、「大きな結果に結びつく可能性があるが、非常に辛抱強く長い努力が必要になる」のではないかと。
 下旬のワークショップは、「気分転換になる」と見立てます。長く続くかという点については、やや疑問符がつくかなと見立てます。
 
 
 
 
 中旬のワークショップについて。
 得られた卦は、「家人、明夷へゆく」です。
  
 メインの運気を示す「家人」は、「家族」という意味です。非常に「家庭的」なイメージを持つ卦です。
 この卦は、上が「風(木)」、下が「火」というかたちをしていますので、昔でいう「かまど」や「いおり」、まさに家庭そのものを示していると言うことができます。
 古い言い方かもしれませんが、「主婦の生活」を象徴している、という意味合いを持ちます。
 
 イメージされたのは、家の中もくもくと作業をするような、そんな活動でした。
 例えば、パッチワークや編み物のような、そういう系統です。
 家庭的というところもありますが、「作業のようなものにじっと集中することで、穏やかな気分になれる」ような効果がある。そのような活動ではないかと、見立てました。
 
 
 このような「家人」に内包されているサブの運気が、「明夷」です。
 「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 長々と、不吉な話をしましたが。
 この卦は、こと学問研究のような地道な作業については、吉です。
 「長い時間をかけ、じっと動かず、一つの仕事に集中し続ける」。そういうことができれば、非常に大きな結果に結びつくと言われています。
 したがいまして、今後の見通しという点では。
 「大きな結果に結びつく可能性があるが、非常に辛抱強く長い努力が必要になる」のではないかと。そのように、見立てます。
 
 
 
 下旬のワークショップについて。
 得られた卦は、「渙」です。
 
 「渙」の卦は、「散る」という意味です。悩み事やストレスは発散されていく。一方、人の心が緊張を欠いて離散していく、などの運気を象徴しています。
 「順風に帆を張って進む船のかたち」とも言われる卦です。
 大きな動きが起こる可能性もあります。
 
 「渙」をひと言で表現するならば、「発散」です。
 「風に帆を受けて出航する船」や、「ホースの先をつまんで、庭に水を撒くようす」といったイメージの運勢です。
 非常に見通しが良い、爽やかな運勢と言う事ができます。
 
 したがいまして、下旬のワークショップは、「気分転換・ストレス発散になる」と見立てます。
 しかし、「散っていく」ものですので、「まとまりにくい」というところがあります。そのため、長く続けることは難しいかも知れないと、見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 恋愛について。 なつさんより。

 
 
 今回は、なつさん(女性・30代)からのご相談です。「去年の夏に知り合った男性がいます。なんだかんだ仲良くなったり、タイミングが合わなかったりと、山あり谷ありでなかなかスムーズにことが運ばず、そのうちに遠距離になってしまいました。あまり連絡も取らなくなり、そのうちに返信がピタリとなくなりました。もう彼のことは諦めよう、忘れようと思ってはいるものの、なかなか忘れることができません。彼とはもう縁が切れてしまったのでしょうか?私のことは忘れているのか、また会えるときがあるのでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「明夷之大畜」(明夷、大畜へゆく)です。
 
 
 まずは「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 次に、「大畜(山天大畜)」の卦を検討します。「たいちく」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「大畜」は、「大なるものが養うこと」あるいは、「大いに蓄えること」を意味します。人間性の豊かさや、資金・人材・知識…など、いろいろなものが充実している様子を象徴したものです。
 
 「大畜(山天大畜)」は、上が山、下が天というかたちです。天の気が、山中に蓄えられている様子です。このかたちについて、「わが身のうちに徳を養う」という言葉が示されています。
   
「大畜」の占いの言葉は、
 
 「大畜」の卦は、剛健(天)で篤実(山)、その徳は天下に輝き、しかも日々新たになって行く。
 最上位の者が剛でありながら賢者を敬い、綱紀粛正も図っている。
 大いなる正道を行くものだ。その道をあくまで貫くべきだ。
 賢者を尊重すべきで、家の中にとどまらず、広く社会的に行動してこそ吉である。
 「大畜」は天の道にかなう。危険を冒しても順調に行くであろう。
 
 というものです。
 
 「大畜」は、いろいろなものが豊かに蓄えられている様子です。物質的なものだけでなく、人徳や教養といった精神的なものも含まれます。ですから、全体的に見て、良い運気ということができます。
 また、「大畜」は、「豊かな蓄えがあるのだから、それを社会に生かすべきだ」という運気をも象徴しています。積極的な行動が吉となることが多い卦です。
 ただ、小を積み上げて大をなす卦ですから、細かい苦労はつきものです。努力して、自信を持って、前へ進めばよいことがある、というイメージでとらえるのが良いかと思われます。運気はだんだんと良くなります。
 
 
 
 以上のような「明夷」「大畜」の卦を踏まえて、なつさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、2つの卦の関係性から見て、変化であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 彼のことは、「ペンディング(棚上げ)」してはいかがかと、申し上げます。
 忘れられないならば、無理に忘れることはないかと。ただ、「それはそれとして、別の出会いを、別の恋愛を探していく」のが良いかと感じられました。
 縁が切れているかどうか、ですが。「縁が切れているか、あっても非常に時間がかかるか」と、そのようなイメージかと申し上げます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「明夷、大畜へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 と、しかつめらしいお話をしましたが……。
 「運勢は良くない」、「『機略』が求められる」、「長い時間の我慢が必要」といった運勢であるというイメージです。
 ご縁の観点から申しますと、「あまり良くない」か、「ご縁が無い」か、「回復させようというならば、かなり長い時間が必要」かと。
 
 対策ですが、ここは「機略」……というと大げさですが、そういう方向が良いのではないかと、申し上げます。
 「次の恋に進みたい。でも彼が忘れられない。」ならば、「その両方を求めても良いのでは?」という考え方です。
 忘れられないならば、無理に忘れることはないかと。ただ、「それはそれとして、別の出会いを、別の恋愛を探していく」のが良いかと感じられました。
 連絡がなくなっているのですし、現在恋人どうしというわけでもないのですから、「精神的な浮気」のようなものにも当たらないかと。
 気楽に考えて、「彼は彼。そのうち復活するかもしれないけれど、今は無視して、身近な恋を。」と考えていけば、自然と回っていくのではないかと見立てます。
 
 「明夷」は、やがて「大畜」へと変化していくと解釈されます。
 「大畜」は、はっきりと盛運です。
 細かい苦労は多く、忙しいかも知れません。しかし、その苦労や努力が、そのまま結果に反映される時期であろうかと見立てます。
 
 「細かい気苦労を積み重ねた分だけ、得られるものも大きい」という運勢です。はっきり盛運と言えます。
 しんどい思いをしたぶんだけ、次の恋愛に活きてくるものが大きそうだ、というイメージです。
 彼のことは気にせず……と言っても気になるかも知れませんが、それはそれとして。次の恋をしていけば、はっきり方向性が見えてくるのではないかと。
 そのように、見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 出会い運。 バナナクレープさんより。

 
 
 今回のご相談は、バナナクレープさん(女性・40代)からのご相談です。「離婚を機に、数ヶ月前、都市から地元に引っ越して来ました。引越し前は、同世代の友人も多く、デートなども適当に楽しんでいましたが、地元は田舎のせいか、同世代に出会う機会がありません。周囲からはこの歳でシングルなのかという目で見られたりもします。今までほとんど交流できなかった両親と一緒に過ごせるのはいいことなのですが、恋人も欲しいなあと思っています。これは私の恋愛運の無さの問題なのでしょうか?それとも場所の問題なのでしょうか?時期の問題でしょうか?占っていただけるとありがたいです。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「明夷之噬嗑」(明夷、噬嗑へゆく)です。
 
 
 まずは「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 次に、「噬嗑(火雷噬嗑)」の卦を検討します。「ぜいこう」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「噬嗑(火雷噬嗑)」は、「噬」も「嗑」も、「噛む」ことを意味します。歯の間に物が挟まっていて、それを噛み砕けばものごとが解決する、という運気です。
 
 「噬嗑」は、上が「火」、下が「雷」を象徴しています。盛んな活動力(雷)と明らかな知性(火)により、刑事事件を解決すべきだ、という言葉があります。
 しかし、「噬嗑」(最上図をご参照ください)は、上下の「あご」(上下の実線)から生えている「歯」(下から二本目・三本目・五本目の破線)の間に「もの」(四本目の実線)が挟まっている、というかたちを示している、と考えるほうが、運勢をイメージしやすいです。
 困難があるけれども、それを粉砕すればよい、というイメージです。
 
「噬嗑」の占いの言葉は、
 
上下のあごを隔てている物を噛み砕けば、運勢が開ける。
活動力と洞察力によって、毅然とした行動を取ろう。
刑罰を用いるのにふさわしい時期である。
 
というものです。
 
 「噬嗑」の卦が出た時は、今現在困難に直面しているという状況です。 
 また、その困難(下から四本目の実線)は、上側にありますので、対人関係の困難について言えば、こちら側ではなく先方の側になんらかの原因があると考えられます。
 また、困難を「噛み砕くとよい」わけですから、積極的に自分から問題解決に動くのが良いとされる運勢です。
 なお、この卦は、刑事事件(犯罪)と縁のある運勢を示していますので、場合によってはそれを考慮に入れる可能性が出てきます。(表現が不適切でした。刑事事件と縁が「ありうる」運勢である、と申し上げます。)
 人間関係で言うと、なにか邪魔があるという状態です。それを取り除くことで話が進んでゆきます。
 恋愛運は良くありません。「間に誰かがいる」、つまり相手には(隠れた)恋人がいる、といったことが多いのです。
 
 
 
 以上のような「明夷」「噬嗑」の卦を踏まえて、バナナクレープさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらでもほぼ同じ解釈になるかと感じられました。記事作成の都合上(文章の組み立ての都合上)、変化の関係として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 まず、恋愛運が悪いというわけではなさそうです。
 時期が悪いという表現もできますが、ご相談にあったお言葉を借りるならば、「場所の問題」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「明夷、噬嗑へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 こう言いますと、「最悪の運気だ、逃げようも無いのか」と感じられてしまうかも知れません。
 しかし、この卦や占いの言葉が作られたのは、古代です。現代とは、社会背景が異なります。そういったことを考え合わせますと、(権力やしがらみといった問題とは関係ない以上、)「引っ越せば変わる」ような運勢であろうと見立てます。
 逆に言えば、「今のままでは、少し難しいのかも知れないな」ということを感じさせる卦であるということもまた、確かではあります。
 
 このような「明夷」が、やがて「噬嗑」へと変化していくと解釈されます。
 「噬嗑」は、「向こうの側に問題があるため、物事がうまく行かない。どのような結論を選ぶにせよ、ハッキリとした決断をすることが求められる。」という運気を示します。
 
 この「噬嗑」にしても、「明夷」にしても、「自分は悪くない。自分の側には、問題はない。」という性質を持ちます。
 したがいまして、ご相談にありました疑問に回答するかたちで申し上げるならば、「『恋愛運が悪い』というわけではなさそうだ」と見立てます。
 
 「明夷」の卦からすると、「時期が悪い」と言えなくもないのですが。
 先ほど申しましたように、現代社会では、「逃げられない」ということは、あまりありません(少なくとも、今回のケースは、「逃げられない」というケースではありません)。
 また、「思い切って行動すると良い」という「噬嗑」の卦を考え合わせますと、やはり、「引っ越せば変わる」という運勢かと。
 ご相談にあったお言葉を借りるならば、「場所の問題」かと見立てます。
 
 ご両親とご一緒に暮らせる良さはある、と伺いました。
 ただ、恋愛という点からは、やはり「今の場所では、少し難しいかな」というイメージかと。
 そのように、見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 転職活動。 招き猫さんより。

     

 
 
 今回は、招き猫さんからのご相談です。「転職に向けて、中国語の勉強を開始しましたが、不思議と、昔全く興味がなかったフランス語が気になって仕方ありません。今、日本にいれば明らかにフランス語を勉強していただろうと思うほど、最近フランス語が学びたくてたまりません。直感にしたがってフランス語を学んだ方が転職を成功するものか、またはあまり興味がない北京語を転職成功目指して引き続き学ぶべきか、または全く違う知識修得を選んだ方が良いか、悩んでいます。どれが転職成功につながりやすいか、みて頂けますか?」とのご相談内容です。
 
 
 まず、「全く違う知識修得について」ですが。
 北京語・フランス語のように、具体的なイメージがあるものと比べますと、どうしてもイメージが想定しにくくなるため、占いの精度が落ちるという問題点があります。
 「語学ではなくて、○○というスキルを学んでみたい」という目標や、(漠然としていても)希望のようなものが、具体的に持ち上がりました時に、改めて占いを立てる方が良いと考えました。
 したがいまして、今回は、「北京語とフランス語について、どちらかを選ぶとしたら」という観点で記事を作成いたしております。ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
 
 
 
 
 北京語について。
 得られた卦は、「解(雷水解)」です。最上図、左側をご参照ください。
 
 「解」は、「とける」という意味です。雷(春の訪れ)によって氷がとけるように、苦しみから解消される運気があるという卦です。
 
 「解(雷水解)」は、雷がとどろき雨が降るというかたちです。このかたちについて、「慈愛の心を持つべきだ」という言葉があります。
 
 「解」の占いの言葉は、
 
 困難(水)の中を動いて(雷)ゆき、苦しみを抜け出る。
 平易なことがらを選択しよう。
 困難が解決したら、静かにするのがよい。
   
 というものです。
 
 「解」は、雪解けです。今まで苦労されていた人にとっては、運気の上昇が見込める卦です。
 また、「解」が、「解答」「解決」「理解」という語にも使われるように、問題を抱えていた人にとっては、その問題が解けるという運気です。
 もっとも、春の氷はゆっくりととけていくもの。急激に運気が上昇するというわけではないことに注意が必要です。
 そして、占いの言葉に、「平易なことがらを選択しよう」とありますが、これは、「解、利西南」(「解」の卦は、西南に利がある)という言葉を翻訳したものです。
 また、対人関係については、「あまりに情けをかけすぎるのは、その人が「懈」になってしまうのでよくない」という意味になります。
 恋愛・結婚運については、一般的には悪くないと見ていきますが、まとまるまでは予断を許しませんし、まとまってからも油断すると破綻しかねない、という運気でもあります。
 
 
 
 フランス語について。
 得られた卦は、「明夷(地火明夷)」です。「めいい」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 以上のような「解」「明夷」と、招き猫さんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 
 
 結論です。
 
 「どちらかを選ぶ」という前提での話ですが。
 転職を考えるのであれば、北京語の方が良いと見立てます。
 フランス語は、趣味的に、あるいは学問的な方面で勉強するという意味では吉なのですが、転職方面というイメージがあまり得られませんでした。やや時間がかかりそうでもあります。
 
 
 
 
 北京語について。
 得られた卦は、「解」です。
 
 「解」は、「春の雪解け」というイメージの運気です。
 凍りついていたような運気が動き出すということです。緩やかに上昇していく運勢であると見立てました。
 もっとも、「解」は、「雪解けがはじまったばかり」というイメージです。そのため、運気が暖まってくるまでには、まだ時間がかかります。寒い日がぶり返したりするような運気の時もあります。目には見えにくいけれども上昇はしている、そのような運勢であるとお考えください。
 このような「解」の卦が得られたときに注意すべきは、「無理をしない」ことと、「『懈(おこたる)』にならないようにする」ことです。
 
 「少しずつではあるが、前に進んでいる。おこたるのは良くなさそうだ。」というイメージです。
 「もし二つのうち、どちらかを選ぶと決めているのであれば」、という前提であれば、北京語が良いのではないかと見立てました。
 
 北京語の問題点は、文法とその教育方法が(たぶん)確立されきっていない、というところにあると思います。
 また、「それならば具体的な文章を次々読んでいこう」という方法を取ろうとすると、(個人的な感想ですが、)「読んでみたくなるような小説」があまりない。新聞も、もう少し落ち着いた文章にしてくれないかなあと感じさせる。「良くも悪くも、即物的な文章ばかりにぶち当たり、ウンザリする」ようなところがあるように感じられるのです。
 北京語の勉強をされる場合には、もう、「割り切るしかない」と思います。ニュースや天気予報、ビジネス会話と言った、少しでも「感じの良い」、「嫌な気分にならずに済む」、「文化的な(非政治的な)」会話や音声に触れていくことを心掛ければ、招き猫さんの興味と実用の観点から、モチベーションがアップするのではないかと見立てます。
 
 
 フランス語について。
 得られた卦は、「明夷」です。
 
 「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 上に挙げた数行の文章が、「明夷」の典型的なイメージです。最悪と感じられるかも知れませんが、「将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方」ですので、実は学問研究には吉とされる運勢です。
 しかし、ここでいう「学問」は、まさに「学術研究、趣味の世界」的な話です。ビジネスを視野に入れて、という観点からは、少し迂遠なものとなります。時間もかかりすぎる、というのが問題になるかと。
 
 フランス語をマスターすることで得られるメリットも、たくさんありますよね。
 勉強するに際しても、文法と教育法方が確立されていますし、ファッション芸術といった文化、政治経済法律から名作小説まで、興味関心に合わせて幅広い材料があるのが強みだと思います。
 ただ、「転職」という観点からすると、少々「現実逃避」ぎみになってしまうところもあるのではないかと感じられるのです。
 
 
 今回は、「その他のスキル」との比較は、できないと判断いたしました。
 あくまでも、「転職について」、「北京語とフランス語と、どちらかひとつを選ぶとするならば」という観点から立てた占いとなっております。
 その前提のもとにおいては、北京語に分があるのではないかと見立てました。
 
 
 

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<無料占い> 友人の転職。 Rikoさんより。

 
 
 今回は、Rikoさんからのご相談です。「10年来の友人がいます。英国出身でとても頭のキレる人で、金融機関で長い間活躍してきた、まさに一億円プレーヤーの人です。現在、アジア圏内(シンガポール、香港、東京)で仕事を探していますが、かなり苦戦しています。彼はいつ仕事が見つかるでしょうか?国も含めて、何か仕事が見つかる方法などあれば教えてください。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「明夷之臨」(明夷、臨へゆく)です。
 
 
 まずは「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 次に、「臨(地沢臨)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 以上のような、「明夷」「臨」の卦を踏まえて、Rikoさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで判断しても同じかと感じられました。文章の流れの都合上、内包関係として解釈しております。
 
 結論です。
 
 やや時間がかかるかも知れません。
 それでも、今から夏にかけては、やや可能性があるかと感じられます。秋以降は厳しいかと。
 失礼な申し様になりますが、その方が、会社にとって、「(品質は良いけれど)高い買い物」になってしまっている恐れがあるように感じられます。
 かと言って、「安売り」するのも難しいですよね。そこをどう考えるべきかということになるかと見立てました。
 ひとつの方向性として、ガンガン攻める、売り込んでいくよりは、いったん内省的になることがお勧めかもしれません。もう一度、自分の「売り」を見つめ直す、あるいは作り直す、と言った動き方です。
 方角としては西~南西。その意味では、香港≧シンガポール>日本ではないかな、と感じられます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「明夷、臨へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 「才能ある者が、才能あるがゆえに苦しんでいる」という運勢を象徴する卦です。
 回復まではかなり時間がかかりますので、「なかなか大変ではないか、時間がかかるのではないか」と見立てます。
 
 失礼な申しようになりますが、彼のお給料……と言うより、一億円プレーヤーなら「報酬」でしょうか。ともかく、彼の報酬の高さがネックになっているのではないかと感じられます。
 「明夷」は、そういう卦なのです。買物に喩えるならば、彼は、高品質の商品です。しかし、その分値段が高い。買い手である金融機関側で、彼を雇う(彼に仕事を委任する)のをためらうような状況になっているのではないかと。
 
 ひとつの提案としては、「なかなか決まらないと感じるならば、この際、一度お休みを取ったらどうでしょう?」というものがあります。
 「明夷」は、「内省」や「研究」に向いた運気です。
 ガンガン攻めるよりは、ここでいったん、自分の「売り」を見つめ直す、あるいは作り直す、と言った動き方をしてみるのもお勧めかと。
 
 そんな余裕は無い、キャリアが不連続になるのはマズイのだ、ということであるならば。
 「安売り」する、つまり要求する報酬額を引き下げる、という方向性もあるとは思うのです。
 しかし、「明夷」ですと、そういう動き方も難しいところがあります。「相手も有能だから、こちらの意図がばれてしまう、足元を見透かされる」ということになりがちなのです。
 
 
 このような「明夷」の卦に内包されている、サブの運気が「臨」です。
 「明夷」の中のひと筋の希望、といったイメージです。
 
 「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「臨」は、「自分の思い通りに物事が動いていく」という盛運ではあります。
 しかし、「もの盛んなれば必ず衰う。陽の気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。」という「占いの言葉」が、ひっかかるのです。
 これまでが順風満帆な人ですと、何と言いますか、いわゆる「調整局面」に入ってしまっている可能性があります。やはり、今しばらく、不調が続くおそれがあるかと。
 もちろん、この「占いの言葉」を単純に解釈することも可能です。陽の気が強い時期、すなわち「今ごろ~8月ごろ」は、例外的に運気が良い。この時期に決めることができるかもしれない、というイメージもあります。
 
 
 方角については、説明はパスさせてください。易占のやや専門的なところに関わりますので(煩雑になるというのが理由です)。
 方角のイメージとしては、西~南西です。
 したがって、可能性のある順に、香港≧シンガポール>日本ではないかな、と感じられます。
 
 
 
 易とは離れますし、以下のような話はRikoさんやお友達のほうが私などよりもはるかにお詳しいとは思いますが、余談を申し上げます。
 ここのところ、FRBが金利を上げるの上げないの、という話になっていますよね。
 去年の後半ぐらいから、「上げていく」方向になっているということ、そしてそれは世界経済(東京、さらに香港・シンガポール)にとってはマイナス要因であることは、確かですよね。中国の景気減速もありますし。
 さらに今年はアメリカで大統領選挙があるというのも、難しい要因ではないかと思うのです。政策的に不自然な動きはとりづらいだろうから、いわゆる「理論」重視で、FRBは6月には金利を上げるのではないかと言われているとか、いないとか。
 こうした「不透明感」や、「世界経済の減速傾向」は、大統領が決まり、方針を打ち出すまで、すなわち今年いっぱいは続くのではないでしょうか?
 金融機関側としても、大きな動きが取りづらい時期だったりはしていませんか?
 もしお友達が、「やり手」で、「ガンガン攻める」方であったりすると、少々動きづらい時期になっていたりするのではないかな、とも感じられるのです。
 「明夷」の卦もありますが、そういう事情もありますので、彼にとって「渋い」時期は少し長く続くのではないかなあと、そういうことも頭をよぎったという次第です。
 
 
 見立てとしては厳しいですが、能力も余裕もある方でしょうし、そうひどいことにはならないかと感じます。
 サブの運気は、本来ならばかなり良い運気ですので、可能性が無いとは言えない。そのように、申し上げます。
 
 
 

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<無料占い> 迷っています。 るるんさんより。

    

 
 
 今回は、るるんさん(女性・21歳)からのご相談です。「就職に向けて勉強している途中です。しかしなかなか成果が出ず、受かる見込みがありません。このまま努力し続けて勉強し、良い結果は得られるのでしょうか?落ちた場合には、落ちてから進路を変更しても間に合う時期か微妙です。それに、学費の返済もしなければならないので、就職浪人もできません。自分の進路を変更して今までの勉強をやめ、別の道に将来を定め努力すべきでしょうか?それとも自分を信じて今の道に向かって努力すべきでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 試験について。
 得られた卦は、「明夷(地火明夷)」です。「めいい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 就職について。
 得られた卦は、「益(風雷益)」です。最上図、右側をご参照ください。
 
 「益」は、「増す」という意味です。これは「損」(ボランティア)の反対で、上に立つ者が下の者に利益を及ぼす、という意味です。
 
 「益」の卦は、上が風、下が雷を象徴しています。風は従うもの、雷は動くもの。下が動けば、上もそれに応ずるという様子を表しています。
 ですから、この卦のかたちを示す言葉は、まさに「疾風迅雷」です。よいものを見たら直ちにそれを学び取り、悪い点があったらすぐに反省すべきである、と言われています。
 
 占いの言葉は、
 
 上が骨を折って下を潤す。上下とも大喜びだ。
 大事業でも成功する。
 盛んな活動力(雷)と順応性(風)があるのだから、とどまることなく突き進む。
 天地の恵みは時の流れに従うのだから、「益」は時宜を得ることが重要だ。
 
 というものです。
 
 この卦は、かなりよい運気を示しています。
 やや専門的になるのですが、この卦は「否」という、非常に悪い運気が動いてこの運気になる、と考えられているので、最悪の状態は抜け出した、と考えられる運気です。
 上の立場にある人の助力が得られるという運気も示されています。また、友人等の手助けを求めるべき、とも言われています。依存してはいけないのですが、人のつながり、きずなの助けを求めるのがよいということです。
 もっとも、この卦は疾風迅雷。運気がいい状態が長期安定するわけではありません。チャンスを見たら、素早くつかまえるべきだと考えられています。
 縁談にはよい運勢です。もっとも、あわただしかったり、あちこちから横やりが入ったりしがちではあります。それでもまとまりやすい、という運勢です。
 
 
 
 以上のような「明夷」「益」の卦を踏まえて、るるんさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 試験については、「合格まで時間がかかりそうだ」と見立てます。
 就職については、「チャンスなのだから乗った方が良い」と見立てます。
 私の見立てでは、就職活動の方が「分が良い」のではないかと。ただし、頭を切り替えて臨むことが必要かと感じられます。
 
 
 
 
 試験について申し上げます。
 得られた卦は、「明夷」です。
 
 「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 「明夷」は、易の中でも最悪に近い運気です。
 しかし、実は「勉強には吉」という性質があります。
 「長い時間をかけて本格的な勉強(研究活動に近いですね)をすれば、きっと大きな実りがある」という運勢なのです。
 
 とは言え、「就職のための試験」というお話です。「経済的に余裕がない。タイムリミットがある。」という条件のもとでは、やはり、良い運気とは言えないだろうと申し上げます。
 結果を出すまでには時間がかかる、という運勢ですので。
 
 いわゆる「士業」であるならば、就職されてからでも、勉強は可能です。「まずは就職してから」という考え方、十分に成り立つと思うのです。
 もしも、「公務員試験」等であるならば、試験合格と共に、「採用されるのか」という問題が残ります。
 嫌なことを申し上げますが、「コネ」的なものが意味を持つケース、ないとは言えません(国Ⅰ等であれば、その意味がまた少し変わってきますが)。
 
 「合格できるかどうか」、そして試験の種類によっては「採用されるかどうか」の問題があるとなると、不確定要素が大きすぎるように思われるのです。
 今年中に、何らかの形での「就職」まで勝ち取らなければならないのであれば、「リスクが大きい」ということは申し上げざるを得ないと見立てます。
 
 
 
 就職について申し上げます。
 得られた卦は、「益」です。
 
 「益」は、「利益が上がりやすい」「自分からリーダーシップを取って動くと良い」という運気を示します。
 物事全般について、成功しやすい時期であることを示します。特に良いのはお仕事運と、人間関係です。人の繋がりが得られやすいと考えられています。
 もうひとつのポイントとして、「益」は、上が「風」で下が「雷」というかたちをしています。そのため、「益」のキーワードは、「疾風迅雷」です。チャンスと見たら、素早く動く必要があります。 
 
 お仕事運については、はっきりと「吉」です。
 巡り会わせが良く、人の縁にも期待できそうだというイメージです。
 就職関連については、最高の運気のひとつではないでしょうか。
 
 去年・今年と、就職に関してはかなり「売り手市場」と言われていますよね。
 巡り合わせに恵まれていることは確かだと思います。
 「士業」にしても、「公務員」にしても、30代、40代から挑戦できる(民間からの採用、行政とは異なるけれど議員になる……など)チャンスがあります。しかしいわゆる「新卒カード」は、一度きりです(「新卒を重視しすぎる日本の社会はどうなのか」という問題もあるかとは思いますが、それでも現状、新卒が有利なことは間違いありません)。
 試験に受かるか(そして採用にまで至るか)どうか、現時点では「怪しい」のですよね?
 それならば、売り手市場のチャンスに乗る方が「就職できる確率が高い」と思うのです。
 
 
 なお、「益」の卦が得られた場合には、「チャンスを見たら飛びつく」という「割り切り・思い切りの良さ」が大切とされています。
 もしも、試験を諦めるという決断をされた場合には。
 スパッと忘れて、「就活モード」に頭と心を切り替えることを、強くお勧めいたします。
 
 
 

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<無料占い> 今後の仕事運。 mさんより。

 
 
 今回は、mさん(女性・30代)からのご相談です。「現在、公立機関の非常勤をやっております。勤め始めてしばらくになりますが、いまだに周りに馴染めない気がします。その上、先日、正職員の一人に反論をしてしまったため、反感を買ってしまったようです。仕事内容・立地・勤務条件などは気に入っているのですが、正職員の機嫌や付き合い方が分からないのです。また、この先大掛かりな人の入れ替えがあるのですが、このままでは新しい人が主流になり、私は軽く無視されるような状況になるのではないかと危惧しております。今後の仕事の人間関係はどうなるか、うまくやっていけそうか、みていただけないでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「明夷之坤」(明夷、坤へゆく)です。
 
 
 まずは、「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 次に、「坤(坤為地)」の卦を検討します。「こん」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「坤」は、柔軟さ・女性性・消極性を象徴します。この卦は、六本すべてが「陰・柔」となっていますから、純粋な「陰・柔」という状態です。静止しながら豊かな力を蓄えている様子です。
 
 「坤(坤為地)」は、上下とも「地」というかたちです。万物を生み育てる豊かさを象徴しています。「乾」とは逆に、静止している様子でもあります。
 このような「坤」のかたちについて、「大地の働き、それが坤である。立派な人間は徳性を厚くし、人々を包容していく」という言葉が示されています。
 
 「坤」の占いの言葉は、
 
 「坤」の生成力は偉大である。その力を受けて万物は生まれるのだ。
 「坤」は大地の象徴である。大地は厚く万物を乗せる。その徳は天の広大さと等しい。
 「坤」の限りない包容力によって万物すべてが伸び栄える。
 「坤」の道は、従順に、堅くわが道を守ること。人に従って目的に達するのだ。
 良い友人に恵まれる。同類に背を向ける時は、友を失うも、よりどころが得られる。
 
 というものです。
 
 「坤」の卦が出た時は、一般的には隠忍自重が良い結果をもたらします。また、先生について勉強をするとか、上司の指示に従って働くということについては、良い運勢です。決断をするようなことには向いていません。「柔」ですから、「優柔不断」で決められないと見るのです。
 仕事運等について言えば、リーダーシップをとるよりは、リーダーを支えて裏方に回る方が良い。
 また、この卦には「西南に朋を得るに利あり……」という占いの言葉があります。これには、「友人と仲良くするのが良い。一方、友人に背を向ければ、配偶者に出会える」であるとか、「簡単なほうを選ぶのも良い。難しい方を選ぶと、孤独になるが結果は出る。これも良い。」とか、「西南方向に移動するなら、大勢で行く方がいいが、東北方向へ行くならば、一人がいい」などのいろいろな意味があり、何か思い当たるところがある場合には参考にできると考えられます。
 恋愛・結婚運で言えば、まとまりにくいとされます。良縁の場合は孤独で困難なものになると考えられています。また、注意すべきこととして、「坤」の場合は、人にだまされるおそれ、という問題があります。
 
 
 
 以上のような「明夷」「坤」をふまえて、mさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、現在の状態との関係等から考え、変化の関係と見る方が意味が通りやすいと感じました。
 
 結論です。
 
 現時点では、かなり運気が悪いようです。しかし、後々、「何ごともない日々が続く」ような運勢に入っていくかと見立てました。
 ポイントは、「鈍感力」ではないかと感じられます。
 「正職員さんの機嫌を損ねてはならない」という環境かということは、何となく感じられますが、「こちらが気にするせいで、かえって、相手も敏感になってしまう」ということはあります。
 入れ替えがあっても、クビになるわけではないのですよね?軽く無視されても、「嫌な人との接点が減る」ともいえるわけです。
 全員に嫌われたわけでもありませんし、あまり気にしすぎない方が良いと思います。「やがて収まっていく」という運勢であると感じられます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「明夷、坤へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 「明夷」の卦が得られた時は、辛抱の時期です。
 無理をせず、息を潜めるようにして、「無難なこと」だけやっておくに越したことはない、というイメージの運気なのです。その時に準備しておいたものが、後々意外と効いてくる、そのような運気でもありますので、焦らずじっくりと物事に取り組むことがお勧めとなります。
 相当に厳しい運気ではありますが、この卦は、特に「宮仕えしている人」「サラリーマンやOL」「人間関係に悩まされている人」の苦しさを示すものです。
 
 立場が上の人間に嫌われてしまった。
 困ったことに、その人は「マヌケ」というわけでもない。それなりに能力もあって、こちらを厳しく抜け目無く見張っている。そういう運気です。
 
 こういう時は、もう、「じっと我慢」です。
 幸いなことに、昔とは異なり、死刑になるわけではありません。
 mさんについて申し上げれば、「クビになる」わけでもないですし、「人事権を握る直上の上司に嫌われてしまった」わけでもないですし、「全員に嫌われてしまった」わけでもありません。
 この先入れ替えがあるかもしれませんが、「そのせいで、職が奪われる」というわけでもないのですよね?
 
 これはもう、「気にしない」ことが一番かと感じられます。
 「人間関係をうまくやろう」として、敏感になってしまいますと、相手にも感情が跳ね返ります。お互いにいい方向に回れば良いのですが、逆に回る場合もありますよね。
 もうここは、「じっとおとなしく」。「言われた事を黙々とこなし」、「余計なことは言わない」。人間関係でも、「仲良くしようと考える」よりは「敵を作らないようにと考える」。
 
 目立たぬように、息を潜めてやりすごす。
 それが、「明夷」の際の心がけと言われています。
 
 
 このような「明夷」が、やがて「坤」へと変化していくと考えられます。
 「明夷」にあって「坤」を心掛けていれば、やがて運気は「坤」になる、というイメージです。
 
 「坤」は、「母なる大地」を象徴します。どこまでも広く平らにつづく大地です。そうしたイメージから、「受容性、柔軟さ、分厚く鈍重、動きが少ない…」といった性質がイメージされる運気です。
 
 「受け身」で、「鈍重」。かつ、「柔軟に」です。
 上で「鈍感力」と申し上げたゆえんです。
 
 それを心掛けていれば、まさに「坤」、「どこまでも何事も無く続く、平和で穏やかな日々」がやってくるのではないかと感じられます。
 「派手に好転」というわけではありませんが、現在の状態から考えれば、かなり良い状態に入っていくと見立てました。
 
 
 
 現状は、すこし厳しい運気ではあります。
 しかしそれでも、「職を失う」というわけでもありません。穏やかな日々がやってくると思われます。
 しばらくは、気楽に、鈍感に、受け身な気分でお過ごしになるのがお勧めかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 仕事についてみて下さい。 ゆうさんより。

 
 
 今回は、ゆうさん(女性・46歳)からのご相談です。「長年勤めていた介護士を辞めて2年になります。その間、体調を悪くし、回復後にまた別の病気を発症して現在に至ります。最近は快復に向かっています。金銭的な余裕がないのと、今後のために働きたいという気持ちはあるのですが、もう少し先(子供の大学入学や、体調面での快復の後)の方がいいのか、働くならばどのような職種に就くべきかで悩んでいます。職種については、介護以外を考えています。基本的に、働くのは好きです。どんなことでもアドバイスをいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「明夷之頤」(明夷、頤へゆく)です。
 
 
 まずは「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 次に、「頤(山雷頤)」の卦を検討します。「い」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「頤」は、「あご」という意味です。人間があごを動かして栄養を取ることから、「養う」という運気を象徴します。
 
 「頤(山雷頤)」は、上は山(動かない)、下は雷(動く)というかたちです。口を開いたり閉じたりする様子を示しています。
 また、一番上の卦の図を見てもらえればわかりますが、上下の実線があごを、中にある四本の破線が歯を示しています。このことからも、「あご」というかたちが示されているわけです。
 このかたちについて、「立派な人間は言動に注意し、飲食を節制する」という言葉が記されています。
 
 「頤」の占いの言葉は、
 
 養い方が適正であれば、吉。
 本質を見極めて、物理的な栄養物や精神的な教養を摂取しよう。
 重要なのはタイミングだ。
 
 というものです。
 
 「頤」の卦のキーワードは、「養う」です。栄養であり教養であり、また、何を養うか、誰を養うか、その見極めが重要だとされます。
 また、頤は口であり、中の四本が破線(虚)であることから、内心の思いを外に出さない人、あるいは内心を外に出しにくい状況を象徴することもあります。
 総合的に見て、栄養や教養を取り込むような活動には吉です。もっとも、食べたものが栄養になるには消化が必要であるように、結果が出るまではやや時間がかかる、という運気でもあります。
また、口に関わることですので、発言に要注意。不用意な発言で仲間を失うようなことは避けたいものです。
 恋愛・結婚運はあまり良くありません。口論であるとか、内心を見せられないであるとか、中身がないとか、そのようなイメージをも有する卦だからです。
 
 
 
 以上のような、「明夷」「頤」の卦を踏まえて、ゆうさんのお話と合わせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、現在の状態との関係等から考え、変化の関係と見る方が意味が通りやすいと感じました。
 
 結論です。
 
 もう少し待った方が良いのではないかと見立てました。
 無理をして体に負担をかけてしまっては、十分に働けなくなってしまう恐れもありますし、医療費もかかります。もちろん健康にも良くありません。
 お仕事については、「食事」「療養」「教養」に関するものがお勧めかと見立てます。
 介護もお勧めかと感じられます。もちろん、やりたくないお仕事を無理にやるべきではありませんが、方向性としては「あり」であろう、と感じられます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「明夷、頤へゆく」です。
 現在の運気を示す「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 「明夷」の卦が得られた時は、辛抱の時期です。
 無理をせず、息を潜めるようにして、「無難なこと」だけやっておくに越したことはない、というイメージの運気なのです。その時に準備しておいたものが、後々意外と効いてくる、そのような運気でもありますので、焦らずじっくりと物事に取り組むことがお勧めとなります。
 相当に厳しい運気ではありますが、この卦は、特に「宮仕えしている人」「サラリーマンやOL」「人間関係に悩まされている人」の苦しさを示すものです。今のゆうさんの場合には、そこまで深刻に捉える必要はないかと感じられます。「焦るのは危険だ」「無理は効かない」ぐらいのニュアンスであると、私は見ております。
 
 体調を悪くされ、快復途上にあるとのお話です。まだ無理をすべき時期ではないのでは?と感じられるのです。
 特に、これから寒くなって行きます。ここで仕事を始めて、ストレスをためて……となると、やはり体にあまり良い影響を与えないのではないかと感じられます。
 体調を崩してしまっては、何にもなりませんよね。もちろん、「もう大丈夫だ!」ということであるならば良いのですが……。不安があるようならば、無理はしない方が良いのではないかと見立てました。
 
 
 「明夷」は、やがて「頤」へと変化していくと考えられます。
 「頤」は、「あご」です。最上図をご参照いただきたいのですが、卦のかたちからしても、大きく口を開けている様子・中が空洞である様子を示しています。
 このような「頤」のキーワードは、「養う」です。「栄養」であり、「教養」でもあります。
 食べた物を消化して栄養にするまでは時間がかかるように、「結果になるまでは時間がかかる」というイメージがあります。また、「養う―養われる」という人間関係にも縁がある運気です。
 
 この「頤」が、将来のお仕事に関するイメージとなります。
 「頤」は、「養」という字と縁が深い運勢を象徴します。
 「療養」「栄養」「教養」などです。したがって、「医療関係」「食品関係」「教養関係」などがお勧めとなるのではないかと見立てました。
 
 ゆうさんとしては気が進まないかもしれませんが、「介護」も、その意味ではお勧めになるかと見立てます。
 もちろん、やりたくないお仕事を無理にすることはありませんが、方向性としては「あり」ではないかと感じられる卦である、ということです。
 
 
 もう少し体力の快復を待ってから、という方向性がお勧めになるかと見立てました。
 参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 復縁について。 なるみさんより。

 
 
 今回は、なるみさんからの、「大好きな人からさよならされてしまいました。とても辛く毎日泣いています。彼はそんなに私のことが嫌いだったのでしょうか?もう復縁は無理なのでしょうか?」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「明夷之解」(明夷、解へゆく)です。
 
 
 まずは「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 次に、「解(雷水解)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「解」は、「とける」という意味です。雷(春の訪れ)によって氷がとけるように、苦しみから解消される運気があるという卦です。
 
 「解(雷水解)」は、雷がとどろき雨が降るというかたちです。このかたちについて、「慈愛の心を持つべきだ」という言葉があります。
 
 「解」の占いの言葉は、
 
 困難(水)の中を動いて(雷)ゆき、苦しみを抜け出る。
 平易なことがらを選択しよう。
 困難が解決したら、静かにするのがよい。
   
 というものです。
 
 「解」は、雪解けです。今まで苦労されていた人にとっては、運気の上昇が見込める卦です。
 また、「解」が、「解答」「解決」「理解」という語にも使われるように、問題を抱えていた人にとっては、その問題が解けるという運気です。
 もっとも、春の氷はゆっくりととけていくもの。急激に運気が上昇するというわけではないことに注意が必要です。
 そして、占いの言葉に、「平易なことがらを選択しよう」とありますが、これは、「解、利西南」(「解」の卦は、西南に利がある)という言葉を翻訳したものです。
 また、対人関係については、「あまりに情けをかけすぎるのは、その人が「懈」になってしまうのでよくない」という意味になります。
 恋愛・結婚運については、一般的には悪くないと見ていきますが、まとまるまでは予断を許しませんし、まとまってからも油断すると破綻しかねない、という運気でもあります。
 
 
 
 このような、「明夷」「解」の卦を踏まえて、なるみさんのお話と合わせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、現在の状態との関係等から考え、変化の関係と見る方が意味が通りやすいと感じました。
 
 結論です。
 
 復縁は難しいかと思われます。
 彼のことは忘れてしまいましょう。なるみさんの良さに気づけない人です。一方的に好きになる、それほどの男性ではなかったのです。
 いまは、恋愛以外のことに目を向けてみることをお勧めいたします。やがて運気は回復し、次の出会いへとつながると見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「明夷、解へゆく」です。
 現在の運気を示す「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 このような「明夷」の卦と、それに関するエピソードからは、以下のように考えられます。
 なるみさんの彼は、おそらく、非常に魅力的な人だったかと思われます。なるみさんも、彼のことが大好きだったのですよね。
 有能で美男子、なんでも完璧にこなす「紂王」と、彼を敬愛し、忠節を誓っていた大臣のような関係です。
 「紂王」の過ちは、平たく言ってしまえば、「傲慢」だったところにあります。自分が何でもできてしまう、自分にはみんなが敬意を払ってくれる、愛してくれる。それで徐々に自分勝手になってしまい、周囲への感謝を忘れてしまったのです。
 なるみさんの彼も、同じです。なるみさんが彼のことを大好きで、愛してくれる。その結果、なるみさんへの感謝や愛情が疎かになってしまったのです。嫌いになったと言うよりは自分勝手になった、というイメージです。
 こうなってしまいますと、「つける薬」がありません。彼自身が大きく打ちのめされることが無い限り、なるみさんの良さ、有難さには気づけないでしょう。そしてまた、自分が打ちのめされて、なるみさんの良さに気づいても、恐らくは「都合の良い存在」としてのなるみさんを思い出すだけです。
 素敵な彼だったかとは思います。それでも、なるみさんの良さに気づけなかった彼は、なるみさんが一方的に好きになるほどの価値がある男性ではありません。
 とらわれていては、幸せにはなれません。忘れてしまうことをお勧めいたします。
 
 「明夷」の卦が得られた時は、まさに「とらわれている」ような辛い時期を象徴します。
 このような時期の過ごし方・対策として、二つのやり方が示されています。
 一つは、「ごまかす」という方向性です。今回は、これが使えるケースではありません。
 したがって、もう一つのやり方、「他日のために、回りくどく思えるような、他のことに打ち込む」という過ごし方をお勧めいたします。
 
 彼のことを思い出すと辛いですよね。だからこそ、今は恋のことを考えないようにしましょう。
 お仕事でもよし、学生さんならば勉強や部活等に打ち込むもよし。
 何も、それほど「マジメ」な方向性でなくても構いません。夏も近いですし、食欲もないことを利用してダイエット、彼に合わせていたオシャレの方向性の修正、そういうものでも良いのです。
 
 
 「明夷」は、やがて「解」へと変化していくと考えられます。
 「解」は、「春の雪解け」というイメージの運気です。
 凍りついていたような運気が動き出すということです。緩やかに上昇していく運勢であると見立てました。
 もっとも、「解」は、「雪解けがはじまったばかり」というイメージです。そのため、運気が暖まってくるまでには、まだ時間がかかります。寒い日がぶり返したりするような運気の時もあります。目には見えにくいけれども上昇はしている、そのような運勢であるとお考えください。
 このような「解」の卦が得られたときに注意すべきは、「無理をしない」ことと、「『懈(おこたる)』にならないようにする」ことです。
 
 底を打ってしまえば、運気はゆるやかに回復傾向に入っていきます。
 新しい恋に向かうことができます。
 やけになっての無理な行動、厳禁です。
 
 
 
 彼との復縁は難しいですし、お勧めもできません。再び傷つくことが予想されます。
 それよりも、今はほかの事に集中し、もっと素敵な女性になってしまいましょう。
 なるみさんの良さに気づけないような男性のことは忘れて、次のもっと素敵な恋を目指すほうが良いと思います。
 雲気は今が底で、ここから先は上昇傾向。思いっきり泣いたら、再スタートしてください!
 
 
 

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<無料占い> 恋愛について。 ちあきさんより。

 
 
 今回は、ちあきさん(女性・38歳)からのご相談です。「この歳でお恥ずかしながら、どうしようもないくらいに好きになってしまった方がいます。その方は、私とは釣り合わないぐらいに素敵な方なので、到底どうにかなるなんて思えないのですが、それでもやっぱり好きでたまりません。私のこの想いは報われることはあるのでしょうか?彼とお付き合いすることはできるのでしょうか?宜しくお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「井之明夷」(井、明夷へゆく)です。
 
 
 まずは、「井(水風井)」の卦を検討します。「せい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「井」は、まさに井戸のことです。井戸はなくてはならないものであり、誰にでも恩恵を与えるものであり、動かず黙っているものです。手入れが必要なものでもあります。
 
 「井(水風井)」は、水の下に木がある、また、下の三本の線(風)は出入りする、という意味があることから、井戸の中に、出入りするつるべ(桶みたいなものです)がある、というかたちとされます。  
 さらに、この卦は、つるべについている縄が途中で切れてしまっているかたちも示しており、そこに警告の意味があると考えられています。
 
「井(水風井)」のうらないの言葉は、
 
井戸は移動させることはできない。尽きることも、溢れることもなく、誰にでも恩恵を与える。
しかし、すぐに水をくめそうだからといって、つるべを壊してはいけない。
それでは井戸を役立てられないので、凶。
 
というものです。
   
 まとめますと、水の、万物をうるおすというすばらしさと、同時に、それは最後までやりとげなければ意味がない(途中で落としたり壊してはいけない)ということとを、象徴した卦といえます。  
 「井」の卦が出た時の運勢ですが、水をくみ上げるように、苦労や努力が必要だ、これが基本的な考え方です。  また、水をくみ上げるときに同じ動きを何度もするように、いつも通りのことを以前と同じようにやることが大事です。へたに変えると、かえって悪化することがあります。  
 また、井戸の水は上に行くほど澄んでいることから、後になるほどだんだんと物事がうまくいくので、あせらないことが大事であるとされます。
 恋愛・結婚運も同様です。なかなか進展せず、苦労しそうな運気です。
 
 
 
 次に、「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 このような、「井」「明夷」の卦を踏まえて、ちあきさんのお話と合わせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、主に卦の性質からみて、内包関係として解釈しました。
 
 結論です。
 
 現状のところ、恋愛運としては、難しいものがあります。
 少なくともここしばらくは、報われる、お付き合いできる、という点では望み薄かと感じられます。
 それでも、「秘めた恋」として、ちあきさんの中で気持ちを育んでいく分には悪くない運気です。「自重しつつ想いを育てていければ、あるいはいつか」もありうる。そのような運気であると見立てました。
 
 
 
 
 はじめに申し上げます。「この歳でお恥ずかしながら」というお気持ち、謙虚で悪くはありませんが、こと恋愛に関しては、年齢はあまり関係ないと思います。
 人を好きになること、それ自体は自由ではないでしょうか。気にされることはないと思います。
 ただ、今回ののお話について言えば、運気としてはかなり厳しいものがあると見立てました。行動面では、それを織り込まれると良いと思います。それでももちろん、気持ちの点では自由です。恋を諦めることまではしなくとも良いと感じます。
 
 
 得られた卦は、「井、明夷へゆく」です。
 メインの運気を示す「井」は、まさに「井戸」を象徴します。
 「誰にでも水を供給する(他者への配慮を、無私の行為を)」「水を得るためには、つるべを引き上げなければならないように、継続的な努力が必要となる」という運気です。
 特徴としては、「苦労が多い」「最後までやりとげる必要がある」という点が挙げられます。「毎日毎日、ほんとうに結果が出るのか?と疑問に思いながら努力をする日々が続くが、実は少しずつ前へ進んでいるので、途中で諦めないことが大切になる」という運勢を示します。
 また、井戸の水は、上へ行くほど澄んでいます。そのため、「後になるほど運気が良い」と考えられています。
 
 このような「井」の卦に内包されている、サブの運気が「明夷」です。
 「明夷」は、「本来ならば素晴らしい能力を持っているはずの人が、暗黒に押しつぶされている」ような状態を象徴するものです。運気としては最悪に近いものがあります。
 この「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 ではどうすれば良いのか。この「明夷」という卦は、狂人のふりをした大臣の生き方、あるいは10年我慢して、将来のために牢屋の中で読書をしていた文王の生き方を示すものです。
 
 
 この二つの卦が得られたことから、今回のご相談については、以下のように見立てました。
 サブの運気として、「内なる心構え」を示すものが「明夷」です。「明夷」は、「素晴らしいものを持っているのだが、それを表に出してしまうとつぶされる」という運気です。「大事なもの」を諦める必要はありませんが、決して表に出してはならないという運気なのです。表向きは「なにごともないようにする」か、「とぼけきる」かです。
 このような「内なる心構え」を持ちつつ、表立ってのあり方は「井」であれ、という運気です。
 「井」は、「無私のこころ」が重要になる運気です。素敵な男性がいて、恋に落ちた。おつきあいしたい、こちらを見て欲しい。そういう気持ち、どうしてもありますよね。それが悪いとは言いません。しかし、それでも。最も重要となるのは、「彼のためを思うこと」です。「彼のために何ができるか」が重要で、「自分がこうして欲しい、こうなりたい」ということを前面に押し出していくと、あまり良い結果にはなりません。
 そしてまた、「井」は、「継続」が重視される運気でもあります。苦しい状態が続きますが、長く努力を続ければ、きっと良いことがある。そのような運気です。
 
 このような恋をひと言でまとめるならば、「秘めた恋」になるかと思われます。
 「報われないかもしれない」「お付き合いにまで至ることは、なかなか難しいかもしれない」。気持ちを表に出してしまえば、ちあきさんご自身も苦しい思いをされますし、彼にも負担をかけてしまうことになりそうです。
 それでも、ひとを思う心は自由です。苦しい恋かも知れませんが、想いを持ち続けることは決して悪くありません。「井」は「継続」が大事となる運気。「あるいはいつか」もありえます。
 易占は、「運勢は変化する」という考え方をその基礎に置きます。「自重しつつ想いをはぐくみ、変化に期待する」ことは可能です。
 とは言え、苦しい恋になると思います。耐えられないということであれば、恋を諦めるという選択も、決して悪くありません。
 「この歳でお恥ずかしながら」といった引け目を感じる必要はないかと思いますが、おとなの恋です。どのように行動していくかは、ちあきさんの行動しだい、まさに自由に委ねられています。苦しさも含めて、恋を思い切り享受していただくよう、お願い申し上げます。
 
 
 

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