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第11回。 地理 その2 総論2 海/山脈と平地/河川と湖沼

 
 
 アメブロの続きです。
 
 
 新期造山帯は、いま現在、動き続けている地面です。
 環太平洋造山帯と、アルプス・ヒマラヤ造山帯があります。
   
 
 やや細かくなりますが…
 環太平洋造山帯とは。スタート地点を日本にして、時計回りで列挙すると…。
 日本列島―千島列島・アリューシャン列島・樺太―カムチャツカ半島―ベーリング諸島―ロッキー山脈―シエラネバダ山脈―中米全域・アンティル諸島―アンデス山脈―南極半島-南極横断山脈―ニュージーランド列島―トンガ・サモア・フィジー他南太平洋諸島―ソロモン諸島―ニューギニア島-インドネシアの諸島・ボルネオ島―フィリピン諸島―台湾―日本
 です。
 
 アルプス・ヒマラヤ造山帯とは。
 インドネシアの諸島で、環太平洋造山帯とつながりますが。
 インドネシアの諸島―マレー半島―タイ・ミャンマーの国境付近―横断山脈(中国)―崑崙山脈―チベット高原―ヒマラヤ山脈―カラコルム山脈―パミール高原―ヒンドゥークシュ山脈―アルブールズ山脈・イラン・カフカス―アナトリア―クリミア半島・地中海諸島‐アルプス山脈―ピレネー山脈・アトラス山脈
 です。
 
 
 この地域には、地震・火山・温泉もありますが…
 石油や、各種鉱物資源が出ます。(正確には、石油は「新期造山帯から少し離れたところ」に出やすいです)
 鉱工業や都市を考える前提となる理由です。
 
 また、新期造山帯は、まさに「新しい」、いまなお隆起し続けている山脈ですので、あまり風化していません。
 高く険しい山脈が多いのです。
 そのため、風や雲(雨)を遮る壁の役割を果たすことが多いです。
 土壌・植生・農業に影響する理由です。
 険しい山は、人の移動の障害になりますし、農地としてはやや狭いです。
 人口や歴史・文化にも影響する理由です。
   
 
 さて、世界には、新規造山帯ではないところもあります。
 むしろこちらの方が広い。
 ユーラシア大陸北部、アメリカ大陸とアフリカ大陸の大部分、オーストラリア。
 こちらを、古期造山帯・安定陸塊と言います。はるか昔に造山帯の活動があって、今はもうあまり動かない地域です。
 そのようなところには、地震・火山・温泉はあまりありません。
 大昔に動きを止めたので、風化が進んでおり、山脈としては低く、なだらかなところが多いです。(古期造山帯)
 さらに古くに活動が止まった地域は、広い平原地域にもなりますので、気候が許せば、大穀倉地帯となります。(安定陸塊)
 古期造山帯地域・安定陸塊の鉱物資源は、「古い地層で見つかるもの」ということになります。
 鉄鉱石(安定陸塊)と石炭(古期造山帯)がその代表です。
 鉄鉱石と石炭といえば、オーストラリアやブラジルのイメージですよね。
 こうした地域では、石油はあまり出ません。
 
 このように、古期造山帯・安定陸塊も、鉱工業や都市、植生や農業、文化や歴史に影響する、というわけです。
 新期造山帯と古期造山帯・安定陸塊の地域、鉱物資源の違いなどを押さえておくと、各地域ごとにバラバラに覚える必要がなくなります。
 「視点を立てる」ことのメリットですね!
 
 
 

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