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<無料占い> 大学教授の行き過ぎた行為に対して。 いちごさんより。

 
 
 今回は、いちごさん(女性)からのご相談です。「いま、大学教授のセクハラに大変困っており、対処に悩んでおります。というのも、ことの重大さや大学名に傷をつけること、修士の先輩に迷惑をかけるのではないかということで、誰にも言えないからです。ネットという匿名の場で少しでも対処法が見つかればと思い、相談しました。これからの対処法や動向について、アドバイスが欲しいのです(恨まれたりしないでしょうか)。もうひとつ、『相手のことを考えすぎて、自分が我慢する性格』をどう変えていけば良いかについても、アドバイスが欲しいです。この先自分が我慢すると事態は好転するのでしょうか、悪化するでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 場合によっては緊急性が高くなりうるケースでありましたのに、記事作成が遅れましたことを、お詫び申し上げます。
 
 
 得られた卦は、「大過之革」(大過、革へゆく)です。
 
 
 まずは「大過(沢風大過)」の卦を検討します。「たいか」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「大過」は、上の図をご覧いただきたいのですが、「陽」の気(実線)が多過ぎて、それを支える「陰」の気(破線)が少なく弱いという、アンバランスな状態を象徴する運気です。土台や柱が弱い家のように、いま現在倒壊の危機が迫っている、という運気です。じっと隠れていてはだめで、積極的に乗り切らなければなりません。
 
 「大過(沢風大過)」は、「沢」の下に「木(風は木も象徴します)」が水没しているかたちです。このままでは枯れてしまいます。このかたちについて、「立派な人間は、毅然として恐れず、逃げる結果になっても悩みはしないのだ」という言葉が示されています。
 
 「大過」の占いの言葉は、
 
 「大過」は、「陽・剛」が多過ぎるのだ。棟を支える土台や柱が弱く、折れそうになっている。
 しかし、この卦は「中」であり、また忠言(沢)に喜んで従う(風)すがたである。
 したがって、危難に積極的に対処しても順調である。
 時宜を得ることが重要である。
 
 というものです。
 
 「大過」の卦は、上記のように、「土台や柱が弱く、倒壊の危険が今そこに迫っている家」のような運勢を象徴する運気です。たとえば「剥」の卦は、危機が「迫っている」からじっとしているべきだ、と考えるのですが、「大過」の場合は、「現時点で」危ないのです。ですから、家から避難するにせよ、家を建て直すにせよ、勇気をふるって行動しなければなりません。
 この卦が出た場合は、「危険だから避難しなさい」という方を重視して解釈することが多いです。事業で言うならば、「勇気を持って撤退する」恋愛・結婚運ならば、「勇気をもってすっぱり別れる」という考え方です。
 もっとも、場合によっては、「勇気をもって家を建て直す」という方が吉になる場合もあります。今やらなければならない苦しい事業・作業を、勇猛心を奮って決行すべき場面でもある、ということですね。
 
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 以上のような「大過」「革」の卦を踏まえて、いちごさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、内包として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 放置しておけば、事態は悪化すると見立てます。学内のセクハラ対策委員会(のようなもの)に申し出ることを、お勧めいたします。
 修士の先輩については、大丈夫です。教授に重い処分が下った場合には、指導教官が代わるだけのこと。
 大学についても、「セクハラ教授を放置している」ことのほうが、「名折れ」ではないでしょうか。
 追い詰められた状態で、思考が煮詰まってしまうことは、大変に危険です。ご両親(や、そのような方に準ずる存在)に相談されることもお勧めいたします。
 大学には、「フェミニズム○○学」を専門とされている先生がいらっしゃるはずです。そのような先生に相談されてみることも良いのではないかと。
 「相手のことを考えすぎて、自分が我慢する性格」についても、これが「自分を変える、はじめの一歩」ではないでしょうか。恐れず踏み出してみることを、お勧めいたします。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「大過、革へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「大過」は、「倒壊寸前の家」・「欠陥住宅」といったイメージの運気です。「勇気を奮って避難する、あるいは建て替えをする」という心構えが必要となります。一番いけないのは、「危険に対して無自覚に日々を過ごすこと」です。
 
 放置しておけば、事態は悪化すると見立てます。
 私も含め、男とは、どうしようもない生き物です。「教育」しなければ、分かりません。泣き寝入りしてしまうと、その教授は、「これぐらいなら良いんだ」と勘違いしてしまいます。
 いちごさんの被害も大きくなりかねませんし、後輩たちも大変な被害を負うことになってしまいます。
 大学の「名」を思うのであれば、改善のために労を取る方が良いのではないでしょうか。
 
 「逆恨み」についてですが。
 いちごさんの大学は、各学生が先生のゼミに属するような形式を採用しているということでしょうか?
 ならば、「セクハラ」を理由に申し立てれば、他のゼミに移れると思うのです。
 教授は、自分のゼミの中では最高権力者ですが、周囲のゼミの教授とは対等の関係では?他のゼミの中にまで、手出しはできないのが普通かと(相撲部屋の親方みたいなものです)。
 修士の先輩についても、心配は必要ありません。教授はただの謹慎や減俸に終わるかもしれませんし、最悪でも指導教官が変わるだけです。「修士課程をやめなくてはいけなくなる」などということは、あり得ないはずです。
 
 大学には、必ずセクハラ対策委員会(のようなもの)が存在していると思うのです。
 そちらに申し出ることを、お勧めいたします。(できればガッチリした証拠のようなものがあれば、確実かと。)
 
 追い詰められた状態で、思考が煮詰まってしまうことは、大変に危険です。柔軟な発想が、できなくなってしまいます。
 ご両親(や、そのような方に準ずる存在)に相談されることもお勧めいたします。
 「もう大人なのに、親に相談するなんて恥ずかしい」とお考えになるかもしれません。が、親御さんは、「一番身近に存在している、社会経験豊富な人物」です。
 「若者が、人生の先輩に相談をもちかける」ことは、何も恥ずかしいことではありませんよね?
 
 他に、相談先としましては。
 大学には、「フェミニズム○○学」を専門とされている先生がいらっしゃるはずです。
 表立って「フェミニズム」を看板に掲げていなくとも、講義のシラバス等を眺めれば、何となく、分かるかと。
 そうした先生に相談されることも、選択肢の一つにしてみてはいかがかと。
 こうした問題については、力強い相談相手になってくださると思います。(なってくれなければ、別の先生・別の手段を探せば良いのですから。)
 
 
 「大過」に内包されているサブの運気が「革」です。
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 「改めるために、行動に出て吉」という運勢です。
 いちごさんは、何も悪いことをしていないわけです。理不尽に対して我慢をする必要など、ありません。
 この件を、「自分を変える、はじめの一歩」にされてみてはいかがでしょう。その中で、見えてくるもの、きっとあります。
 恐れず踏み出してみることを、お勧めいたします。
 
 
 

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<無料占い> 金運がない。 メイさんより。

 
 
 今回は、メイさんからのご相談です。「私には、全く金運がないのでしょうか?やることなすことうまくいかないです。体調不良でなかなか仕事が続けられません。このままではのたれ死ぬのが目に見えます。これからの収入が心配です。こんなことでは結婚もできないのではと思ってしまいます。これからの金運はどうなるのか、また結婚はどんな人といつ頃できるのでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 今回は、経済と恋愛とを分けるよりは、総合的に運気を見る方が良いケースかと感じられました。
 そのように占い、記事を作成いたしております。
 
 
 得られた卦は、「臨之革」(臨、革へゆく)です。
 
 
 まずは「臨(地沢臨)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 以上のような「臨」「革」の卦を踏まえて、メイさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、内包として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 総合運としては(金運・恋愛運ともに)、本来、非常に良い運勢です。
 考え方ひとつを変え、何事も積極的に捉えることにより、上向くかと見立てます。
 変化(出会い)の時期については、2、3、4、5(年後?)のイメージがありますが、それ以上に。「変わることができれば、割に早く訪れる」のではないかと感じられます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「臨、革へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 恋愛運、金運、仕事運……その全てにおいて、かなり良い運勢です。
 この「臨」の卦は、「自分がしたいように動けば、状況は後からついてくる」という性質を持つ卦です。
 青臭い言葉で言えば、「人生の主役は、自分自身だ」というイメージです。
 大切なのは、積極性。自分から動いていくことかと。考え方ひとつを変え、何事も積極的に捉えることにより、上向くかと見立てます。
 
 
 このような「臨」に内包されているサブの運気が「革」です。
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 やはり、「意識改革」が必要になるかと見立てました。
 体調不良。厳しい状況かとは存じますが、「仕事以外の時間はある」と捉えることもできます。
 「野垂れ死に」しないように、勉強する時間はあるわけです。社会のセーフティネット、コミュニティのセーフティネットに頼る。あるいは、自分から声を上げる。
 それぐらい積極的に変わることができれば(革)、上向く(臨)。そのような運勢かと、見立てます。
 決して悲観することはないかと、感じられました。
 
 
 時期につきましては。
 最上図をご参照ください。2つの図では、下から2、3、4、5本目の横棒が変化しています。
 ここからみて、変化の時期(出会いの時期)は2、3、4、5(年目?)かとも感じられるのですが……。
 それ以上に、卦の性質かと。
 「変わることができれば、割に早く訪れる」のではないかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 主人の転職。 MANAさんより。

   

 
 
 今回は、MANAさん(女性・50代)からのご相談です。「主人の仕事のことです。今の会社は、得るものはあったけれど低賃金です。そこで主人は、給与アップ等を訴えるか、辞めるか、どちらかにしようと考えています。また、起業を視野に入れ、勉強を始めました。①今の会社に給与アップ等を訴えて、続ける方が良いか。②転職すべきか(転職できるのか)、時期はいつが良いか。③いつか起業できるのか、時期や業種は?といった点について、占いをお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 ①②について。
 得られた卦は、「乾之革」(乾、革へゆく)です。
 
 
 まずは「乾(乾為天)」の卦を検討します。最上図、一番左側をご参照ください。
 
 「乾」は、「健」に通じます。「剛健」であり、積極性を象徴します。この卦は、六本の横線が全て「陽・剛」となっていますから、純粋な「陽・剛」という状態です。ものごとがフル稼働しているような状況です。
 
 「乾(乾為天)」は、上下とも「天」というかたちです。まさに天の働き、また、純粋な陽の気ですから、言わば真夏の太陽のような熱気と力強さを象徴する運気です。
 このような「乾」のかたちについて、「天の運行は剛健・積極。一瞬もその動きを止めない。立派な人間はたゆまず努力するのだ。」という占いの言葉が示されています。
 
 「乾」の占いの言葉は、
 
 「乾」の創造力は偉大である。その力を受けて万物は始まるのだ。
 「乾」は天の道を統御する根元である。
 「乾」の力は何物にも制御されず、動き続け、伸び続けるのだ。
 「乾」の道は時に応じて変化し、万物を生み出し、天地の大いなる調和を保つ。
 「乾」の働きは順調。永遠に続く。
 
 というものです。
 
 「乾」の卦は純粋なる「陽・剛」であり、動いてやまぬ運気を象徴します。ですから、この卦が得られた時には、「正しいありかたで堂々と、積極的に行動する」のが吉となります。
 「乾」は、天。天空ですから、「気に満ちてはいるけれど、形・実態はない」ということになります。ですから、願い事全般について、「形になりにくい、実らせることは難しい」と考えられます。
 それでも願いをかなえようとするのであれば、「乾」の道にのっとることです。堂々と正しいありかたで、力強くたゆまぬ努力を続けるべきです。難しいと言えば難しいのですが、正統な努力を続けるのが良いという運気は、考え方によっては大吉と言えるのではないでしょうか。
 女性から見た結婚運は悪くありません。相手が「天」、すなわち剛にして陽な、男らしい男性と考えられるからです。
 
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左から二番目をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 ③について。
 得られた卦は、「未済(火水未済)」です。「びせい」と読みます。最上図、一番右側をご参照ください。
 
 この卦は、訓読みすると、「いまだならず」と読めます。「既済」(運勢の完成型)の逆の卦であり、運勢が未完成であることを象徴するものです。今現在は困難・挫折の中にあることを示しています。
 この卦は、「既済」の次に置かれた卦であり、『易経』の最後に置かれている卦です。
 『易経』は「変化の書」。運勢とは、完成して終わるものではないのです。これから変化していく未完成の運気、その象徴たる「未済」こそが、経文の最後に示されているのです。「未済」は、いわば、「易」そのものの象徴と言える運勢なのです。
 
 「未済(火水未済)」は、火が水の上にあるかたちです。上にのぼろうとする火、下に流れようとする水、運気がちぐはぐになっています。このかたちについて、「立派な人間は、このかたちを見て、慎重に物事を区別して、適材を適所におくように心掛けるのだ」という言葉が示されています。
 また、この卦は、「既済」とは逆に、六本の横棒が、全て理想形の反対に配置されています。その故にこそちぐはぐであり、困難も多いのですが、六本の横棒は陰・陽・陰……と、互い違いになっていて、お互いに補い合い、協力しあうかたちとなっています。安定していない、動き行く運気です。そのゆえにこそ、人間の努力によって運気を動かし、切り開いていく可能性が示されているとも言えるのです。
 
 「未済」の占いの言葉は、
 
 「未済」は、運勢が伸び栄える。
 柔の爻(横線)が下から五本目にあって、柔順に、時勢に順応して強行を慎んでいるからだ。
 子狐が河を渡ろうとして、いま一歩のところで尾を濡らしてしまうような運気だ。
 挫折があり、万事順調にはいかない。
 しかし、六本の爻(横線)は、あるべきかたちではないが、応じあっている。
 一致協力して難関を切り抜けるのだ。
 
 というものです。
 
 「未済」の卦は『易経』を象徴するものといってもよく、その意義は上に述べた通りです。
 全体として、今は困難や挫折に直面しているが、だんだんと良い方向に向かっていくという運勢です。
 あせらずこつこつと、永続的な努力を続ければ(続けられれば)、必ず願いはかなうと言われる運気です。
 将来の恋愛・結婚運についてもほぼ同様です。今すぐにどうこう、というものではないが、努力の先にご縁が見えてくる、という運気です。
 
 
 
 以上のような「乾」「革」「未済」の卦を踏まえて、MANAさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、変化として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 ①②について。
 「二者択一」ではなく、「やれることは全てやる」のがお勧めになるのではないかと、見立てました。
 転職を考えることは、悪くないかと感じられます。
 が、「辞めてから転職」ではなくて、「まずは探して探して、見つかって(目途が立って)から転職」という流れが良いのではないかと見立てます。「その限りにおいて」、悪くないかと感じました。
 ③について。
 今のところは、まだまだ準備段階のようです。「できない」ということはないと感じられますが、だいぶ先の話かと。時期・業種については、「イメージが得られない」……と言いますか、「占いを立てる側としても、いま決め打ちすべき話ではない」ように思われました。
 
 
 
 
 ①②について。
 得られた卦は、「乾、革へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「乾」は、「天」を象徴します。「陽・剛」のみで構成される運気であることから、陽気で活発、激動の運気ということができます。身の周りに変動が起こりやすい時期です。
 この「乾」は、「天」ですので、「気」でできています。ふわふわして、上に登りやすい。しかし、みっしりとした重みがあるわけではないので、実になりにくい、というイメージもあります。すぐに結果を出すことは、期待できないかもしれません。
 
 「乾」は、「とにかく動くべきだ」という運勢です。
 したがいまして、「申し出るか、辞めるかの二者択一」よりは、「辞めるにせよ辞めないにせよ、申し出る」方が良いのではないかと。
 
 このような「乾」が、やがて「革」へと変化していくと解釈されます。
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 「革」が得られましたので、転職については、「悪くない」かと見立てます。
 
 ただし、「乾、革へゆく」という流れの中での、「革」です。
 すなわち、「仕事を辞める(革)」前に、「とにかく動きまくる(乾)」ことが必要になるかと。
 したがいまして、「辞めてから転職」ではなくて、「まずは探して探して、見つかってから転職」という流れが良いのではないかと見立てます。
 転職については「悪くない」というのは、その限りにおいて。
 「辞めてから転職」はお勧めできず、「転職先が見つかって(目途が立って)から辞める」のがお勧めになるかと。
 そのように、見立てました。
 
 
 ③について。
 得られた卦は、「未済」です。
 
 「未済」は、「運勢が未完成の状態にあること」を象徴する運気です。「未完成」ですので、今は苦闘の時期。いろいろなことが食い違い、ちぐはぐになっているような状態ですので、現時点ではあまり良い状態ではありません。厳しいとすら言えます。
 しかし、「未済」は「未完成」だからこそ、同時に、「無限の可能性」を象徴する運気でもあります。「努力を続けることができれば」、願いは必ずかなうとされている運気でもあります。
 
 現状しばらくは、(起業という)「目標達成は、難しい」かと見立てます。
 「いつか、しばらく後の話」としてならば、可能性はあると見立てます。
 
 「それはいつなのか、どのような業種なのか……ということを聞きたいのだ!」とお考えになるかも知れませんが……。
 易占は本来、占いを立てる前に諸事情を詳しく伺う必要があります。
 相談される方の側において、「何となく、起業しようかと考えている」ぐらいの段階ならば、占いに頼るよりも、「楽しい(?)夢を膨らませる」べき時期ではないかと思うのです。
 その過程で、業種については、占いに頼るまでも無く見えてくるかと。時期は、さらにその後の問題かと。
 占いを立てる側としましても、「今の段階で決め打ちするのでは、精度があまりにも低い」上に、言霊信仰ではありませんが、「口にする(文章にする)ことで、おかしな先入観を吹き込むことになるのではないか」という恐れを感じずにはいられません。(「たかが易者の言葉に、影響なんかされないよ」と思われるかもしれません。失礼をお詫びいたします。)
 
 
 以上が、私の見立てとなります。
 参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 国を変えての転職。 招き猫さんより。

 
 
 今回は、招き猫さん(女性・40代)からのご相談です。「いま在住している地域では、英語以外の語学力を求められることが多く、日系企業から欧米企業に転職したくとも書類選考さえ通りません。『東京に帰れば良い仕事が見つかる』とヘッドハンターからは言われていますが、私の人生には、そのオプションはありません。そこで、以下の3つの選択のいずれかにしようと考えています。①今の地域を諦め、別の国で探す。希望するポジションと給与が欧米企業で手に入るでしょうか。②現在の職場で、新規業務の兼務をしたり、上司に相談をする。③継続して、いま在住する地域で転職活動を続ければ、いつか花開くことがあるでしょうか。この3つの選択で占っていただけますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之震」(革、震へゆく)です。
 
 
 まずは「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、「震(震為雷)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「震」は震えること。雷鳴が震いわたっている状態です。恐ろしげだが音ばかり大きくて実害は少ない、というイメージです。
 
 「震(震為雷)」は、上下とも雷というかたちです。「おそろしいけれども用心しておけば大丈夫だ」、という言葉が記されています。
 
 「震」の占いの言葉は、
 
 震は、伸び栄える。
 雷がとどろいている時は恐ろしいが、過ぎ去れば笑顔になる。
 慎み恐れることが重要である。
 恐ろしいことがあっても、ろうばいしないような人間こそ、立派なのだ。
 
 というものです。
 
 「震」の卦は、「伸び栄える」、つまり、仕事等で発奮すると良いことがあるという運勢、サプライズ的な何かがあるという運勢ですが、同時に、音ばかり盛んで実がない、という運気でもあります。
 したがって、軽挙妄動は慎み、落ち着いて行動することが重要です。「悪い結果ではなかったのに期待の方が大きすぎたせいでがっかりする」ようなこともないようにしたい運気です。
 逆に、問題や悩みがあった場合には、思ったよりも深刻ではなかった、ということもありうる運気と言えます。
 あわてず落ち着いて考えましょう。軽挙妄動はかえってダメージを深刻なものにしてしまいかねません。
 
 
 
 以上のような「革」「震」の卦を踏まえて、招き猫さんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで解釈してもほぼ同じかと感じられました。説明の都合上、変化の関係として申し上げます。
 
 
 
 結論です。
 
 その3つの選択肢の中から選ぶのであれば、①ではないかと見立てます。
 ただ、「変化が訪れる」ことは確かですが、「希望するポジションと給与が欧米企業で手に入るか」どうかについては、疑問が残ります。
 決して悪くは無いのですが、「完全に満足行く結果が得られる」かというと、やや難しいかと。
 ③については、少なくともここしばらくは、難しいかと感じられました。②も、大きな変化は望めないかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、震へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 このような「革」が、やがて「震」へと変化していくと解釈されます。
 「震」は、「雷」を象徴します。古代中国では、「雷」は「音ばかり大きいが、実害は小さい」ものと考えられていました。そのため、「震」の卦には、二つのイメージがあります。「音が大きい」ことから「世間に大きく知れ渡る」という良い意味と、「騒ぎばかり大きくて成果(影響)がない」という悪い意味です(問題点がある場合には、「大した問題にはならない」という良い意味になります)。
 
 
 この二つの卦と、その関係性から、今回のご相談については以下のように見立てました。
 「変化を望むのであれば、思い切った転換がお勧めとなる(『革』)。大成功の可能性が無いとは言えないが、『あまり大した変化では無かった』という可能性の方が大きいかと思われる(『震』)。それでも、活発な流動性が感じられる(『震』)ので、運勢としては決して悪くない。『現状の行き詰まりよりは良い』程度の結果は、得られるのではないか?」というイメージです。
 
 
 易を離れてみても、そのような見立てになると思われます。
 
 「語学ができなければ、書類選考すら通らない」と伺いました。そのような状況は、今後数年の間、変化しないのではないでしょうか。
 「地元の語学が不要になる」ケースとは、「隣の大国で、経済が大減速する」ケースではないかと。その場合、いまお住まいの地域では、金融業は軒並み大ダメージを受けますよね。どちらにせよ転職は困難では?と思われるのです。
 したがいまして、③は望み薄かと。
 
 ②についても、「確実に認められる」とは限りませんよね。
 語学がネックになるようなことも、無いとは言えないのではないかと。
 ①を検討した上での、「我慢の戦略」としての選択肢ではないかと思うのです。
 
 ①についてですが。
 そちらの地域は、「英語以外の言語」の重要性が、いまお住まいの地域よりは、やや小さいのではないかと。その分だけ、チャンスの芽が皆無とは言えないと思うのです。
 もし、「完全に満足行く結果」が得られなかったとしても、「一歩、キャリアアップ」になるならば、あるいは転職してみる価値もありはしないでしょうか。「その次のチャンス」への足がかりとして。
 
 現状に行き詰まりを感じていらっしゃるならば、大きな転換を図ってみるのも、ひとつの手段ではないかと見立てます。
 「①に挑戦する。どうしてもうまく行きそうにないならば、その時に②を選ぶ」という、二段構えという発想も、あわせて提案いたします。
 
 
 

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<無料占い> 相手の連絡がない為、見極めの段階でしょうか? Rikoさんより。

 
 
 今回は、Rikoさんからのご相談です。「以前相談させてもらったところに従い、とりあえずつないでおこうかと思いましたが、何気ないメールの返信さえも全くありません。これはもう、記事にあった、『観察や待ちの段階』が終わり、これが彼の返事と考えて、見極めて終わりにする段階に来ているのでしょうか?ちなみに、返信がとても速い人ですので、これまでは送ったその日に必ず返信が届いていました。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「震之革」(震、革へゆく)です。
 
 
 まずは「震(震為雷)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「震」は震えること。雷鳴が震いわたっている状態です。恐ろしげだが音ばかり大きくて実害は少ない、というイメージです。
 
 「震(震為雷)」は、上下とも雷というかたちです。「おそろしいけれども用心しておけば大丈夫だ」、という言葉が記されています。
 
 「震」の占いの言葉は、
 
 震は、伸び栄える。
 雷がとどろいている時は恐ろしいが、過ぎ去れば笑顔になる。
 慎み恐れることが重要である。
 恐ろしいことがあっても、ろうばいしないような人間こそ、立派なのだ。
 
 というものです。
 
 「震」の卦は、「伸び栄える」、つまり、仕事等で発奮すると良いことがあるという運勢、サプライズ的な何かがあるという運勢ですが、同時に、音ばかり盛んで実がない、という運気でもあります。
 したがって、軽挙妄動は慎み、落ち着いて行動することが重要です。「悪い結果ではなかったのに期待の方が大きすぎたせいでがっかりする」ようなこともないようにしたい運気です。
 逆に、問題や悩みがあった場合には、思ったよりも深刻ではなかった、ということもありうる運気と言えます。
 あわてず落ち着いて考えましょう。軽挙妄動はかえってダメージを深刻なものにしてしまいかねません。
 
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 以上のような「震」「革」の卦を踏まえて、Rikoさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「見極めて終わりにすべき時」かと見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「震、革へゆく」です。
 
 「震」は、「雷」を象徴します。古代中国では、「雷」は「音ばかり大きいが、実害は小さい」ものと考えられていました。そのため、「震」の卦には、二つのイメージがあります。「音が大きい」ことから「世間に大きく知れ渡る」という良い意味と、「騒ぎばかり大きくて成果(影響)がない」という悪い意味です(問題点がある場合には、「大した問題にはならない」という良い意味になります)。
 
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 
 この二つが「震之革」の形で得られましたので、そのイメージは非常にシンプルなものかと見立てました。
 「気持ちを切り替えて、彼を見切るべきだ。素早く積極的に、次のチャンスを探しに行くのが良いと思われる。ダメージは大きくないのだから……」かと。
 
 ダメージはあるよ、と言われてしまうかもしれません。
 しかし、本格的なお付き合いにまでは至っていない今回の場合、まさに「大きくない」とは言えるのではないかな、と感じられました。
 「見極めて終わりにする。引きずらない。」という方向性が良いのではないかと見立てます。
 
 
 余談を申し上げます。
 
 易者の見立ては、参考にしていただく分には、決して悪くないのですが。判断材料とする際に、あまり大きなウェイトをそこに置くのはお勧めできないかと、申し上げます。
 Rikoさんはおとなの女性でいらっしゃいますし、経験や知性もお持ちかと感じられます。
 例えば、「あ、こりゃ脈なしだな」とお感じになられた場合には、その判断に自信をお持ちになって大丈夫ではないかと思うのです。
 私の記事については、「『いちおう、聞いてみよう』ぐらいのもの」としてご利用いただければ、幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 復縁できそうですか? マルクさんより。

 
 
 今回は、マルクさん(女性・40代)からのご相談です。「別れて約半年になる、元彼が忘れられません。しつこく連絡して、ますます嫌われてしまいました。ストーカー呼ばわりです。彼とよりを戻すことはできますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「遯之革」(遯、革へゆく)です。
 
 
 まずは「遯(天山遯)」の卦を検討します。「とん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「遯」は、「のがれる」と訓読みします。この卦が出た時は、細かい解釈はいろいろありますが、全体としてはただ一言、「逃げるべきだ」「引退しなさい」という運勢です。
 
 「遯(天山遯)」は、天に対して山が下から迫っている、というかたちです。天は陽なるもの、山は陰なるもの、どれほど近づかれても一線を引くべきであることから、「立派な人間はつまらない者を近づけないものだ」という言葉が示されています。
 
「遯」の占いの言葉は、
 
 逃れ隠れてこそ道が開ける。
 時勢に従って行動しよう。
 つまらない人間が勢いを得ているのだから、大事を行ってもうまくいかない。
 時勢との関係から見て、遯の意義は大きい。
 
というものです。
 
 「遯」の卦が出た時の運勢は、ただ一言。「逃げるべし」です。
 正しい意見や正論が通りにくい時期です。
 陽が消えて陰が増えていく、何となく暗い雰囲気の時です。
 事業の拡張、新装開店、そのようなことは手控えた方がよいと言われています。
 
 やや専門的な話になりますが、この卦は、「姤」→「遯」→「否」という流れの中にある運気と考えられています。
 「姤」は突発的な事象、それもあまりよくない事象との「邂逅(であい)」です。それが原因となって、運気に陰りが見えるのであれば「遯」、逃げるべきであって、そうしないと「否」、八方塞がりになってしまう。
 昔の王朝時代ならば、逃げなければ命にかかわる運勢、現代の会社経営等で言うならば、逃げる(事業を見送る)ことをしなければ倒産の危機までありうる運勢である、と考えられてきました。
 見栄や外聞、義理人情を気にしている場合ではない、とされます。
 
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 以上のような「遯」「革」の卦を踏まえて、マルクさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、主に卦の性質を踏まえて、内包関係にあると解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 難しいかと見立てました。
 「気持ちを切り替えて、次の恋に向かう」ことで活路が開けるのではないかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「遯、革へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「遯」は、「逃げろ!」という意味です。イメージとしては、津波や馬賊の襲来です。
 いろいろと、「言いたいこと・やりたいこと」、「心残り」、「人情・外聞」などがあるかもしれませんが、そんなことを考慮している場面ではありません。逃げなくてはなりません。そのような運勢です。
 
 「こだわりつづけるのは、危険」という状態にまで至っているのではないかと、感じられます。
 これが逆の立場であったとして、別れた男性が女性から「ストーカー」呼ばわりされた場合、これは双方にとってかなり危険な状態です。
 そのレベルの言葉が飛び交うようになってしまった状態では、関係の修復は非常に難しいのではないかと見立てます。
 「逃げる」、すなわち「彼に背を向けて、次の恋に向かう」ことで、打開を図るほうが良いのではないかと、見立てました。
 
 
 このような「遯」に内包されているサブの運気が「革」です。
 
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 やはり、「気分を変えていくのが、良いのではないか」というイメージです。
 スパッと彼のことを捨ててみては、いかがでしょう。
 
 「遯」も「革」も、「捨てられる」という卦ではありません。
 「自分の意思で逃げる」、「自分が捨てる」という意味合いを持ちます。
 よりを戻せないとしても、決して悪い運勢ではありません。気分を変え、次の恋に向かうことがお勧めではないかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 無料鑑定お願いします。 こころさんより。

 
 
 今回は、こころさん(女性・30代)からのご相談です。「以前から占っていただいていた年下の彼とは、会わなくなりました。連絡も取っていません。今後の私の恋愛・結婚について、鑑定していただけますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之家人」(革、家人へゆく)です。
 
 
 まずは「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、家人(風火家人)の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「家人」は、文字通り家の人・家族という意味です。家庭・暖かい心使いを象徴します。
 
 「家人」の卦は、上は風、下は火というかたちです。
 火が燃えると風が起こる、火事にならないように小さな言動の間違いに注意しよう、という言葉があります。
 もっとも、上の三本の横線は、風だけではなく木をも象徴するものです。そのため、火に木を継ぎ足して、家庭内の暖炉やかまどの火を絶やさない、そのような配慮を意味するのだ、という解釈もあります。
 
占いの言葉には、以下のように書かれています。
3,000~2,000年前の文章だと言うことを念頭に置いていただきたく思います。
 
家庭で大事なのは、女性が正しくあることだ。
男性が外で働き、女性が家を守る。
男女がそれぞれ持ち場を守ることが大切だ。
それぞれふさわしい態度をとろう。
 
というものです。
 
 そして、「家人」の卦が出た場合の一般的な運勢は、以下のように言われています。
 私的な事情についてはおおむね吉。
 恋愛関係の過ちに注意。特に女性は熱くなりすぎないように。
 人間関係一般で言えば、なれなれしくしすぎないように注意しよう。
 です。
 
 「家人」の言葉は、現在でもそれがあてはまるケースも多いかと思われますが、現代の日本では必ずしも一般化できません。
 やはり重要なのは、火のもつ暖かさと、風があるから火事に注意すること、という、「家人」の本質に立ち返ることだと思われます。
 そうすると、大切なのは、暖かい気づかい、言動の過ちに注意すること、ふさわしい態度を取ること、(昔で言う)女性らしさ、あまり熱くなりすぎないこと、などであると考えられます。
 
 
 
 以上のような「革」「家人」の卦を踏まえて、こころさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、変化であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「変わることができれば、十分に可能性がある」かと見立てます。
 彼のことをキッパリ忘れるか、あるいは彼を何としてでもつかまえるか。そのどちらかで、気持ちをガッチリ固めることができれば、可能性はあると見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、家人へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 このような「革」が、「家人」へと変化していくと解釈されます。
 
 「家人」は、まさに「家庭」「家族」という意味です。非常に「家庭的」なイメージを持つ卦です。
 この卦は、上が「風(木)」、下が「火」というかたちをしていますので、昔でいう「かまど」や「いおり」、まさに家庭そのものを示していると言うことができます。
 古い言い方かもしれませんが、「主婦の生活」を象徴している、ということですね。
 
 之卦(変化の先)が「家庭」を象徴する「家人」ですので、結婚にまで至る可能性は十分にあるかと見立てます。
 こころさんは、これまでも、「そもそも出会いすらない」ということは、なかったわけですので。
 ただ、その前提が「革」であろうというイメージです。「大きく変わる」事が求められているのではないかと感じました。
 方向性は、2つ。彼のことをキッパリ忘れるか、あるいは彼を何としてでもつかまえるか。そのどちらかかと。
 「できる」ほうを、徹底することができれば、十分に可能性があると、そのように見立てました。
 
 
 

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<無料占い> 仕事の人間関係。 suiseiさんより。

 
 
 今回は、suiseiさん(女性・30代)からのご相談です。「今の仕事の人間関係で、私らしく、他の方と調和できるのでしょうか?自分の嫌な部分だけが目立ち、立場とプライドの高さがあいまって、もう仕事の人間関係で合わせることがしんどくなってきています。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「姤之革」(姤、革へゆく)です。
 
 
 まずは「姤(天風姤)」の卦を検討します。「こう」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「姤」は、「邂逅」の「逅」と同じで、「偶然・突然の出会い」という意味です。それも、大勢の男性を手玉に取るような、悪女的な女性との出会い、といったイメージです。(「いい女」とも言えるかもしれません。『ルパン三世』の峰不二子的なイメージと言ってよいかと思います。喩えが古いかもしれませんが。)
 
 「姤(天風姤)」は、天の下に風が吹き渡る、というかたちです。為政者は風のように政令を通達すべきである、という言葉が示されています。
 もっとも、「姤」については、「天」と「風」という他に、六本の線が「一陰五陽」になっている、というかたちに注目すべきとされています。
 全体が陽であったところに、下から一本の陰が入り込んできたというかたちは、多くの男性(陽)をうまく持ち上げ、手玉に取る女性(陰)というイメージである、ということです。
 
「姤」のうらないの言葉は、
 
 「姤」とは、遭遇することである。
 一本の柔が五本の剛に遭遇する。多くの男の中に忽然と一人の女が現れて、魅了する。
 このような女はしたたかもの。妻にすべきではない。長続きしないであろう。
 天地が遭遇すれば、万物がみな美しく育つ。
 「中正」であるリーダーに、剛強なものが出会えば、天下に道が行われる。
 「姤」の意義は重大である。
 
というものです。
 
 「姤」は「突然の出会い」。それも多くの場合、「あまり歓迎できない出会い」です。思いがけない災害やもらい事故に出会ったり、詐欺被害や株価の暴落にあってしまったり。そのような運気です。
 特に、陰が内側に入り込んでいるというかたちですので、うまい話をもって近づいてくる陰湿な人間に注意すべき、他人の口車には乗らないように、といった運気です。
 天の下に風が吹き廻る、どこまでも行くとも言えますが、どこに行くやらわからない、というかたちでもあります。いろいろ迷いが生じやすい時期と考えられます。このような時は基本に返って考えるのが良いと言われています。
 結婚運には良くありません。男性からすれば、女性がしたたかすぎて(あるいは肉食系過ぎて)心身ともに参ってしまう。女性からすると、「男性が多い」というかたちですから、夫に落ち着くことができかねる、という運気とされてきました。
 もっとも、現代の価値観からは少し考え方を変えるべきかもしれません。積極的に社会に出て、男性を相手に渡り合って経営等をこなす強い女性こそが良いと考えるのであれば、男性からすれば悪い結婚ではないと考えうるからです。
 
 ここまで、「姤」の悪いイメージを中心に述べてきましたが、「姤」にも良いところはあります。
 まず、たとえば、いわゆる客商売・水商売と言われる業種や芸能関係を占ってこの卦が出た場合には、魅力的な女性ということで、非常に良い運気といえます。
 さらに、そのような限定的な場面だけでもないのです。「姤」は、「偶然の出会い」。占いの言葉に、「万物がみな美しく育つ」とありますが、この「美しい」は、原文では「章」、つまり「あや」です。異質なものとの偶然の出会いが、思わぬ「あや」となり、運勢が動いて行く。そのような可能性をも含んだ卦でもあるのです。「『姤』の意義は重大である」といわれるゆえんです。
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 以上のような「姤」「革」の卦を踏まえて、suiseiさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容から見て、内包関係であると解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「発想の転換」は、いかがでしょう。それによって、調和に向かう可能性はあると見立てます。
 「リーダー」から「ボス」になると言いますか……。「自分が前に立って引っ張る」よりも、「自分は後ろに回って動かす(動いてもらう)」と言いますか。
 あるいは、ご自分の「弱み」や「低さ」と言った部分を、押し出していくという方向性も、お勧めかもしれません。
 「私は、悪くない。周りに合わせて調和するのではなく、自分が調和をもたらすのだ」ぐらいに、自信を持っても良いのではないかとも、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「姤、革へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「姤」のイメージは、上でも申し上げましたように、「全体が陽であったところに、下から一本の陰が入り込んできたというかたち。多くの男性(陽)をうまく持ち上げ、手玉に取る女性(陰)というイメージ。」とされています。
 またあるいは、「邂逅」。つまり、「突然の出会い」です。
 少し言葉が悪いかも知れませんが、「悪女」ですね。「男性を手玉に取る女性」です。
 もう少し現代社会的に解釈しなおすならば、「積極的に、男性と対等に向かい合う女性」です。
 
 「プライド高く、男性と対等に向かい合う」という卦ではあるのですが、その手法は、「海に流れる水の如く、自然に低きに流れることで、やがて大を為す」です。
 「前に立って、背中でガンガン引っ張る」よりは、「後ろや陰に回って、柔らかく転がす」ようなやり方がお勧めになるのでは?という運勢です。
 「自分のやり方よりも、相手のやり方を尊重しつつ、ただし自分好みの方向性に誘導する」ようなやり方です。
 プライドの高さ、それ自体は全く問題ないと思うのです。ただ、プライドの運用(?)の手法に、工夫が必要なのかもしれません。そのように、見立てました。
 
 他に、「弱み」と言ったものを、意識的に利用するという発想が、参考になるかもしれません。
 「しんどそうだし、手伝ってやるか」と思わせるような方向性です。あるいは、「ぶっちゃける」という方向性でしょうか。「お互い嫌な奴だと思ってるのは分かるけれど、利害関係は一致してるんだから働いてくれ」といった空気を作り上げる、などです。
 具体的なところをあまり伺っておりませんので、どうしても抽象的にならざるを得ないところがありますが、何か参考になる方向性がひとつでもあればと、願っております。
 
 
 このような「姤」に内包されているサブの運気が「革」です。
 「革」を意識すると良さそうだ、というイメージです。
 
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 発想の転換が、必要な時期なのかもしれません。
 「押してだめなら、引いてみな」です。「これまでのやり方が、どうもうまく行かない。ならば、自分の方から変わってみるか」です。
 変わってみたつもりが、これも案外、「自分らしさ」の範囲内であった、ということもあると思うのです。「私らしさ」の幅を狭く自己規定してしまうことも無いかと。
 
 
 「気楽に言ってくれる」と思われてしまうかもしれません。が、案外といま必要なのは、気楽さ……と申しますか、「ふてぶてしさ」ではないかとも、見立てました。
 「姤」の卦は、「しなやかな女性」でありつつ、「たくましい女性」を象徴します。
 「私は、悪くない。」という自信を、お持ちになっても良いのだと思うのです。
 「他人に合わせる」のではなくて、「他人に合わせて『やっている』」、「他人を『動かしている』」と考えるぐらいのふてぶてしさです。
 「調和できるか?」というよりも、「私のおかげで調和がもたらされている」ぐらいのイメージです。
 ただし、そうした目的のためにこそ、「下手に出て行動する」というのが、「姤」かと。
 
 
 何かひとつでも、参考になる方向性がありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 今年後半の運勢。 ちゃーちゃんさんより。

 
 
 今回は、ちゃーちゃんさんからのご相談です。「以前、転職と引越しの件で占っていただいた者です。今年も半分が過ぎましたが、なかなか迷いや悩み事から解放されずにいます。そこで、今年後半の運勢をぜひお願いします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之鼎」(革、鼎へゆく)です。
 
 
 まずは「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、「鼎(火風鼎)」の卦を検討します。「てい」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「鼎(火風鼎)」は、「かなえ」です。三本脚の器(食器・調理器具)です。
 三本の脚で器を支えるようにみんなの協力を得てことを行えば、大成功するという、よい運勢を示しています。
 
 「鼎(火風鼎)」は、木(風は木も象徴します)の上に火があるかたちです。鼎をつかって調理を行うかたちです。「秩序を整える」という言葉が示されています。
 
 「鼎」の占いの言葉は、
 
 この卦は鼎をかたどっている。大いに伸び栄える。
 木を火にくべて調理を行い、お供えにしたり、みんなをもてなす。
 謙虚(風)で聡明(火)、穏やかなリーダーにまっすぐな部下。
 だからこそ、伸び栄えるのだ。
 
 というものです。
 
 鼎は三本脚の器です。三本の支えがあればどっしりと安定するように、みんなで協力し合えばよい結果が出るということを示しています。
 また、「鼎」は、新しいことをするのには吉、とされています。「鼎」の前に置かれている卦は「革」(革命)であり、その結果を引き継ぐ運気であると考えられています。
 もっとも、ここでいう新しいとは、完全リニューアルではなく、味付けがうまくいかなかった料理について、食器の中にある食材にもう一度火を加え、料理し直すようなイメージです。うまくいかなかったならば、今までの延長の中でマイナーチェンジを加えてみては、という運気です。
 料理のように、人を喜ばせることで自分も喜ぶという運気でもあります。独善はよくありません。ひとのことを考えると良いでしょう。
 恋愛・結婚運は、協力を意味することから、悪くないと考えていきます。しかし、三本脚の器だけに、三角関係のおそれもあります。
 
 
 
 以上のような「革」「鼎」の卦を踏まえて、ちゃーちゃんさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の関係性から見て、変化の関係であると解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「思い切って動く」ことがお勧めになりそうです。
 お引越しについてはともかく、転職については、やはり、「真剣に考えてみて良い」と見立てます。
 秋以降は、「革」の卦の影響による多少の動揺はあるかもしれませんが、「安定」が見込めそうです。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、鼎へゆく」です。
 
 夏から秋にかけての運勢を象徴する「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 考え方を大きく変えるべき時期なのかもしれません。
 以前も、「職場でのパワハラが厳しい」と伺いました。
 パワハラは、受け続けていると、ついつい萎縮してしまいます。生活全体、色々な面で、「どうものびのびできない」ような感じになってしまったり、ひとつの考え方を押し付けられることで「発想の転換ができにくくなる」ような感じになってしまうところがあると思うのです。
 お引越しについては、慌てる必要はないかと思います。いろいろと準備も必要かと思われますし、転職する場合の「就職先の幅の広さ」の面でも違いがあるかもしれませんので。
 しかし、転職については、やはり「真剣に考えてみて良い」という時期にあるのではないかと見立てます。
 
 
 このような「革」が、やがて「鼎」へと変化していくと感じられます。
 秋から冬にかけての運勢が「鼎」ではないかと。
 
 「鼎」は、「かなえ」です。「三本脚の、調理器具 兼 食器」を意味します。
 三本脚ですので、非常に安定しています。また、「支え合う」というイメージですので、周囲の人とは協力しあってうまくやっていけるという運勢を示唆します。だいたいのことについてうまく行きやすいと言うことができます。
 また、「調理」ですので、「ちょっとした味付け・アレンジメント」というイメージを持ちます(「革命」を意味する「革」の卦ほどではありません)。「マイナーチェンジ(小さな改良)をする」「気の持ちようを少しだけ変える」ことに向いている運勢です。
 
 「鼎」の最大の特徴は、「安定性」です。
 夏にかけて、思い切って行動すれば、秋冬に「安定」が見込めるのではないかと、そのようなイメージとなります。
 また、「鼎」は、「複数の人との協力関係」というイメージを持ちます。
 現状について、転職について、またお引越しについて。お友達や、ご親戚の方に相談してみることが、お勧めとなります。これは秋冬に限らず、現時点でもお勧めかと見立てました。(「鼎」が「革」に「内包されている」というイメージからの見立てです。)
 
 
 
 個別の運気について、申し上げます。
 
 
 金運:夏~秋は、何かと「出入り」がある時期かと感じられます。秋以降は、落ち着きそうです。悪くないと見立てます。
 
 仕事運:夏~秋は、「変革」のイメージで、秋以降は「安定」のイメージです。上で申し上げた流れがそのまま当てはまるのが、「仕事運」かと。
 
 恋愛・結婚運(独身でいらっしゃる場合):ドタバタするイメージですが、これまで「どうもあまり良くなかった」ということであれば、チャンスの時期かもしれません。後半、落ち着いてきます。
 
 家庭運(既婚でいらっしゃる場合、またご夫婦以外についても):これまでの環境が大きく変わるかも?というイメージです。しっかり話し合いをして、連携を取るのが吉かと見立てます。
 
 なお、お引越しについては吉ですが、「仕事」の方を重視・優先すべきかと感じられます。
 「転職がメイン、引越しはサブ」がお勧めかと見立てます。
 
 
 
 秋~冬は、安定が見込めます。
 現状行き詰まりを感じていらっしゃる場合には、「夏~秋に動く」ことがお勧めになるかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 息子の部活について。 ラピスさんより。

 
 
 今回は、ラピスさん(女性・40代)からのご相談です。「高校生の息子が最近元気が無いので、心配です。どうやら部活でうまくいっていないようです。希望のポジションになれなくて力を発揮できず、モチベーションが上がらないようです。これも実力なのですが、最近は試合で交代させられる事もあり、落ち込んでいるのが伝わります。昨年あたりはむしろ有望な活躍をしていたので安心していたのです。愚かな親心ですが、この局面を切り抜けていくにはどうしたら良いか、アドバイスをしてあげたいので、鑑定をお願いします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之升」(革、升へゆく)です。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、「升(地風升)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「升」は「のぼる」と訓読みします。運気上昇の気配です。
 
 地面の下から木(巽は風だけでなく木も象徴します)が生えてくる、のぼってくる、そういうかたちです。
 
占いの言葉は、
 
大いに伸び栄える。
優れたリーダーにしたがってゆけ。
案ずることはない。喜びが訪れるだろう。
南に行くと、吉。
 
というものです。
 
  易では、運気上昇に関する卦は三つあります。「晋」・「漸」・「升」です。
 「晋」は、一気に上昇するけれど、そのぶん安定感に欠けます。
 「漸」は、着実に上昇しますが、勢いが強いわけではありません。
 「升」は、その中間、一番バランスよく運気が上昇する卦です。
 
 この卦は、他者の支え、引き上げがあって運気が上昇する、という運勢です。しかしその前提として、自らの内側に強い意志を持っている必要があります。植物で言えば、地面から芽を出そうとしなければ、世話をする人も水のあげようがないわけです。
 全体的には、最初はやや苦労が多い・進展が見えにくいけれども、ある段階から着実に運気が伸びる、そういう運気です。
 仕事運について言えば、「地面から植物が芽を出す、埋もれていたものが明るいところへ出てくる」というイメージから、新しい計画に着手するには吉と見ます。あるいは、いま現在そのような計画をしているところだ、という状態にあることが多いとされます。
 恋愛・結婚運については、大吉と言われています。女性について占った場合、昔であれば、「玉の輿」と言われるような運気です。ただ、現在の、恋愛結婚中心の結婚観では、そこはやや割り引いて考える必要があると思います。
 何か迷うようなことがある、という局面では、上記の、「南に行くと、吉。」(原文では、「南征吉」)という言葉が重要になってきます。南の方へ行くこと、火や暖かいものに関連すること、明るくて華やかなこと、そういう方向で選択するのが良いと思われます。
 
 
 
 以上のような「革」「升」の卦を踏まえて、ラピスさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで考えてもほぼ同じ解釈になるかと感じられました。説明の都合上、変化の関係としています。
 
 
 
 結論です。
 
 「発想の転換」がお勧めになりそうです。
 息子さんは、指導者から見た場合に「ポジションを変えさせてでも、使いたい選手」とも言えるのではないでしょうか。「有望な選手が、2人いる。両方使いたい。だから、ポジションを変えても対応できるほう(息子さん)に、変わってもらった。」という事情があるということではないかと。「柔軟(器用)で、使い勝手が良い選手」として、評価されているということだと思うのです。
 あるいは、指導者からすると、「去年は希望のポジションをさせてみたが、彼には今年のポジションの方が適性がありそうだ」と見えているのかもしれません。踏ん張りどころということになりますよね。
 落ち込む気持ちはあるかもしれませんが、違うポジションでも、レギュラーなのです。実力もあれば、見捨てられているわけでもありません。そのポジションで結果を出すことができれば、ますます信用が高まります。信用があれば、何かあった時に、元のポジションに復帰できる可能性も高まります。
 将来的に、上のカテゴリでそのスポーツを続ける場合にも、複数ポジションをこなせる選手のほうが、いろいろと可能性が広がるはずです。このポジション変更は、実は大きなチャンスとも捉えることができます。また、そうすべき時なのだと思います。
 まずは、腐らず、努力する姿勢をアピールすることが大切になりそうです。壁を乗り越えれば、一気に良い状態に入ると考えられますので。
 なお、もうひとつの可能性として。「根本的に発想を転換すれば、上向く」という卦を、「部活をやめ、将来のことを考えて行くべき時期だ」と解釈することも、できます。どうしても納得が行かないならば、そのような選択もあると、申し上げます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、升へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 考え方を、大きく変えるべきかと見立てました。
 「ポジション落ちした」のではなく、「新しいポジションで、レギュラーとして評価されている」と考えるべきだと思うのです。
 上でも申し上げましたが、「ポジションを変えさせてでも、使いたい選手」であることは、間違いないところなのですから。
 
 現状は、「信用を失っている」「見捨てられている」状態ではありません。堂々たる、レギュラーなのですから。
 ポジションを変わっても、レギュラー。そうそう誰にでもできることではないと思います。信用されているからこそ、ですよね。それだけではなくて、「ここからさらに、信用を高めていける」時期のはずです。
 慣れないポジションでも、頑張っている。その姿勢だけでも、ひとつのアピールポイントになります。
 頑張って、上達して、結果を出せれば、「実力的にも、チームの精神的な柱としても、絶対に欠かせない選手」になれると思うのです。 
 
 これは、チャンスです。落ち込んでいる場合ではありません。
 指導者のおかげで、2つ目のポジションを、試合の場で経験できているのですから。普通の選手は、ひとつこなすだけでも、精一杯です。2つ目をレギュラーとして経験できる選手など、滅多にいないと思います。
 ここで定着できれば、選手としての「幅」が広がります。
 前向きな気持ちになれれば、上達の度合いも大きく変わってきます。すぐに適応できるはずです。
 何よりも、「発想の転換」・「気持ちの切り替え」・「前向きに、そのポジションに取り組んでいく」という発想が、お勧めになるのではないかと見立てます。
 
 
 このような「革」が、やがて「升」へと変化していくと感じられます。
 「升」は、勢いが強すぎもせず弱すぎもせず、バランスよく上昇してゆくという運勢を象徴しています。最高に良い運気の一つと言えます。
 また、「升」は上が「地」で下が「木」(「風」は、「木」も象徴します)というかたちをしています。植物が土の中にあって、やがて芽を出し成長してゆくイメージです。「ひとの助けが得られる」という運気ですが、その助けを得るためには、まずきっかけとして、植物自身が芽を出していかなければなりません。最初は自分の側から努力をしなければならない、ということです。
 
 「壁を突破できれば、すいすいと伸びていく」という盛運です。
 「始めのきっかけは、自分の努力でつかまなくてはいけない」という運勢でもあります。
 いまが、頑張りどころなのだと見立てました。
 必要なのはただひとつ、前向きになることかと。
 ポジション変更があってもレギュラーを張れる実力があるのですから、前向きになりさえすれば、きっと適応できるものと見立てました。
 
 
 なお、最後に。「それでもやる気になれないならば、あるいは、指導者が無茶振りをしているならば」。
 「発想の大転換」(「革」)も、ありかと見立てます。
 「部活をやめ、将来のことを別途考えていく」ということも、決して悪い選択肢ではありませんよね。前向きに取り組む限り、それは、逃げでも何でもありません。
 そういう解釈もありうるということを、申し添えます。
 
 
 

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